妖怪は、日常の中に潜んでる。

幽霊のように出会ってから驚くのではなく、気がついたときにはどうしようもなく取り込まれている。妖怪とはそういうものだと改めて実感する作品です。

各話で主人公が変わるオムニバス形式の短編連作ですが、主要キャラは同じですのでどの話からでもすんなり読み込めます。

妖怪側が完全に悪ではない、というのが個人的には好き。『「ゲゲゲの鬼太郎」みたいな雰囲気』の通り、人間と妖怪が少しずつ歩み寄り物語を結末に導くという読後感のいいものとなっております。

妖怪物が好きな方、おすすめです。

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