ネットミームが起こす怪事件。最高の相棒と共に挑め。

近年、AIの発達は目覚ましもの。人間のように会話をしたり、小説を書いたりするAIも、もはや珍しくないでしょう。
このお話で描かれる今から少しだけ未来の世界では、そんなAIはますます発達し、人々の生活に欠かせないものとなっていました。

主人公アキトは、そんなAIのエンジニア。
フリーランスである彼の元に飛び込んでくるのは、ネット上のデータが改変されることで発生するトラブルであり、その原因を調査解決するのがアキトの仕事です。
いえ。正確にいえば、アキト『達』の仕事と言った方がいいでしょうか。
なぜならアキトには、常にそばにいてサポートするパートナーがいるから。
それが、完全自律式のドローン型AI、メメ。

AIなだけあって与えられた作業は完璧にこなしますが、メメのよいところはそれだけではありません。
依頼で壁にぶつかった時、落ち込んだ時、嬉しい時、常にそばにいて、時に優しく時に鋭いツッコミを入れる。その様子は、単なる物や仕事のパートナーを超えてまさに相棒。
可愛くて頼りになって癒される、すごい子なのです。
本作の読者のほとんどが思ったことでしょう。メメみたいなドローン型AIが欲しいと。

そんな未来がいつかは来るかもしれない。この話を読んで、そんな思いを馳せてみましょう。

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