概要
村に祭られている七福神は六つ。
9年に一度、最後のひとつを決め、豊穣の祈願、先祖の精霊を供養と、祟りを除く大祭がある。
毎回、多かれ少なかれ事故が起きてしまうが故に、村の出入りを制限する程の大祭を控えた日、車を故障させた一組の兄弟が村を訪れた。
大祭の祟りを治めるために招かれた五組・六名と共に、この奇妙に村で過ごす数日間の物語。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!滲み寄る浸食のような恐怖の連鎖と、紛れ込んだ招かれざる兄弟の活躍!
篭目の村で九年に一度開かれる大祭。
縁起を担ぐための大祭であるはずなのに、毎回災いが降りかかるという。
そこで、当主が災いを治めるべく招いたのは六人五組の霊能者。
エクソシストの神父とその娘。
修験道を修めた大漢。
賢人会議の賢者。
陰陽師。
退魔師。
一癖も二癖もある招かれた者たちと……
偶々近くを通りかかり、クラシカルなオープンカーが壊れて村を訪れる、
招かれざる客である杉本兄弟。
招かれた者と招かれざる者は互いにぶつかり合いながらも大祭の陰に隠された災いの謎を解くべく奔走しますが……その背後から忍び寄る恐怖と絶望の正体とは!?
そのすべてが明かされたとき……貴方は隠された…続きを読む - ★★★ Excellent!!!オカルトの坩堝を覗き込みたい人へ
文字通りです。
プロ顔負けの知識を持つ作者の玉椿さんだからこそ書ける伝奇ホラーです。四神相応の地、晴明桔梗、九字などオカルト系の知識が活きています。勿論、民俗学を専攻しているような人からすれば拙いものともいえますが、作中で知識の正解を求めず、「詳細は分からない」と脇に置いておく手法も、作家としての力量と言えるでしょう。
ツッコミどころがあると言う点を、作中の霊能者たちの設定に練り込んでいる事が特に見事です。
村の不気味さに登場人物の胡散臭さは、伝奇ホラーの看板に偽りがないと感じさせられます。
そしてホラーの合間にある、人間同士の関わりも作者ならではです。
料理の描写は特に秀逸。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!とても面白い作品です、おすすめです
ラスト1話くらいまで読みました。
本当に面白いです。
続き、完結、楽しみにしてます。
タイトル回収のところも、本当にすごいなって思いました。
料理も美味しそうな描写がたくさんあって、自分でも作ってみたいな、作って食べてみたいなと思わせるような、いい描写でした。
アクションシーンの代わりに、これはどういうことなんだろう、と考えさせられる要素がかなりあったりして、読んでいてとても楽しかったです。
読み終わったあと、一言、よかったな、と思いました。登場人物達がかなり大変だったし、この結末にするには、終わらせるには、かなり作者の玉椿さんも大変だったんだろうな…と感じました。私は物語はあまり書けなくて…続きを読む