特撮ヒーロー風の現代バトルアクションですね。文章が短めで描写の切れもよく、読みやすいです。その分「ここはもう少し引っ張っても良いのでは」と感じる箇所がなくもないのですが、テンポは抜群です。
序盤の展開は比較的王道パターンですが、だからこそ「望みの展開が望みのタイミングでぴたりとくる気持ちよさ」を感じられる構成です。
主人公である真聡は、最初はお世辞にもとっつきやすい性格とは言えませんが、上手い具合に由衣視点も混ぜていること、さらには上で書いた、余計な描写を極力省いたテンポの良さで、読み手が真聡にあまり不快感を抱かないような作りになっています。上手い作りだと思います。
起承転結の流れも明確で、アニメを見るノリで楽しめる物語だと思いました。