概要
赤い絲であって、赤い糸ではない。気にしたことのなかった、私の絲の先。
幼いころから、男女を繋ぐ赤い糸が視えていた若松沙華(さはな)。
高校入学を機に、何故かそのことを知る養護教諭の名塚洸人に絡まれはじめ、“喫茶いともり”に連れて行かれることになる。
そこで出会ったのは、自分のように赤い糸を視ることのできる者たち。
そこで明かされる、赤い糸を視る以外の能力の存在、赤い糸がなにを意味するものなのか。
知らなかった赤い糸の正体が、絡み合った運命を動かし始める。
高校入学を機に、何故かそのことを知る養護教諭の名塚洸人に絡まれはじめ、“喫茶いともり”に連れて行かれることになる。
そこで出会ったのは、自分のように赤い糸を視ることのできる者たち。
そこで明かされる、赤い糸を視る以外の能力の存在、赤い糸がなにを意味するものなのか。
知らなかった赤い糸の正体が、絡み合った運命を動かし始める。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!運命が視える少女が、偽りの縁を断つ
ウチな、この『赤い絲(仮題)』のいちばんの魅力は、いわゆる赤い糸のロマンを、最初から「祝福」やなくて「残酷な確定」として出してくるとこやと思うねん。
主人公は、人と人の縁が“視えて”しまう。せやからこそ、好きとか嫌いとか、信じたいとか疑いたいとか、そういう心の余地が削られていく。そこに、さらに“白い糸”いう不穏な存在が絡んできて、縁そのものが「本物か偽物か」って問いに変わっていくんよ。
舞台は現代で、学校や日常の空気がちゃんとあって、その上に異能と因縁がじわっと重なってくるタイプ。静かに怖いのに、ページをめくらされる感じがあるで。
◆ 芥川先生の講評(辛口)
僕はこの作品を、素直に褒めて…続きを読む