概要
転職後、彼に課された初任務は、王家で孤立しながらも未来を信じる異世界の国の第四王子、アレクトの支援に関わることだった。
支援内容は、王妃の陰謀によって王子が押し付けられた最悪の領地、『薄明の地』の改革と、日本人の移住支援の指揮。
片桐は王子の熱い思いに触れ、日本の技術と文化、そして己のコンサル力を武器に、日本から集った仲間たちとともに王子の夢に伴走することを決意する。
やがてその改革は、王国全土を揺るがす事態へと発展していく。
信じる力が世界を変える――これは、そんな彼らの奇跡の物語。
※この物語はフィクションです。登
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- ★★★ Excellent!!!リアルな現実世界とファンタジーな異世界の交流
聖人のように尊い王子様。だからこそ、王妃が「ああっ、汚らわしい!」と吐き捨てたとき、「聖人になんてことを!」とヘイトが一気に積み上がりました。儀式で王子様がかわいらしい“枕”や“猫のぬいぐるみ”を授かる展開。王妃らの顰蹙を買うのですが、それ自体の微笑ましさとのギャップがよき。
また、現実世界で突然「異世界」と言い出されたとき主人公がきちんと疑い、戸惑うのがリアルでした。ドッキリを疑うあたりも「分かる」とうなずけます。さらに、猫のぬいぐるみが変な単語をいきなり言い出すくだりは不意討ちで笑いました。この猫(ぬいぐるみ)、センスが良くて存在感も抜群なので、今後の活躍がますます楽しみです。 - ★★★ Excellent!!!異世界からの「依頼」で未明の地の開発へ
異世界へ呼ばれてしまう話はよくあるけれど。異世界の依頼で、準政府機関が開発に呼ばれてしまうなんて話はこれまで見たことがありませんでした。
しかもそこにはご都合主義や違和感一切無し。
呼んだのは、軽んじられていた第四王子。けれどそこには悲壮感もなく、むしろ活力あふれる気概に満ちたイケメンでもあります。
日本から行くのは、機器や交渉や武力の専門家。迎えるのは王子と彼に従う騎士たち。
最初は孤立していた王子が与えられた領地をどうして開発していくのか、楽しみになっていきます。
筆力もたしかで、それぞれの専門的な知識もしっかり書いていて、かつキャラクターも活きている。でも、読みにくさは一切ない。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!この作品はとんでもないぞ
異世界ファンタジーが世に多く生み出されるひとつの原因として、「現実社会の仕組みに精通していなくても書きやすい」という点が挙げられると、個人的には思います。創作の世界では作者が創造主になれますから……
その点を踏まえて、本作を語らせていただくと……!
異世界に、現実社会の仕組みがこれでもか!と持ち込まれ、これは異世界ファンタジーなのか、はたまた我々の知らないところで本当に起こっている話なのではないか?と思ってしまうほどのリアリティがあるのです。
作者さまの知識の幅広さに感動してしまいます。そして巧みな描写力にも!
そんなストーリーはもちろん、アレクト王子はじめ、多彩なキャラも魅力的。すっ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!異世界王子のコンサル!?現代と矛盾なく繋げる圧巻の筆力。
異世界転生、テンプレのように過労死もないし挽かれたりもしない。
日本と密かにつながった異世界の極秘プロジェクトに関わることになったサラリーマンの片桐が未開の辺境の地をコンサルしていく。
異世界と日本!?どう繋がるんだろうと思いきや圧巻のブレない筆力。
現代のアイテム、知識でチートかと思いきや、それはない。サラリーマンらしき予算・人員・エネルギー・物質面でやりくりしているリアリティのあるパートが制約ありきで面白い。
ここでブレるかと思いきや全くブレずに日本のアイテムを異世界に持ち込んでも「違和感」がない。まったくないから怖いくらいすんなり入る。
キャラクターはとにかく魅力的で。辺境開拓する…続きを読む - ★★★ Excellent!!!異世界王子を……コンサル!? まさかの組み合わせが読者を唸らせる。
「お前、異世界って信じるか?」
密かに異世界と繋がった現代日本。
そのプロジェクトに関わることになったやり手サラリーマン片桐。
その世界で疎まれた第四王子アレクトの、辺境にして未開の地の領地開拓を「コンサル」していく。
まず驚くのはリアリティだ。情景描写が緻密で、嘘くささがない。
現代知識で無双するタイプかと思いきや、この物語には予算、人員、エネルギー、質量といった現実的な制約がきっちりある。だからチート感がなく、読んでいて自然に一緒に踏ん張りたくなる。応援したくなる。
キャラクターも魅力的で、行動と心理に納得感がある。ブレずに一貫して描けているのは、作者が人物を深く理解している証だと思…続きを読む - ★★★ Excellent!!!異世界の王子様をコンサルタント。現代の知識が中世の未開地を救う!?
現代に生きるやり手サラリーマンと、王宮内で疎まれる第四王子が出会い、中世風の異世界で所領を盛り上げていく物語です。
会社系のお話って、書き手が会社員であっても結構難しい(畑違いの部署、或いは経営そのものの知識とか必要……)のですが、この作品は上手くストーリーに落とし込んでいます。
なので読んでて「ん?」みたいな設定への引っ掛かりを覚えないです。
地方を運営していく話のほかに、現代における緊急時対応の話なども出てくるのですが、小難しさを感じずに、すらすら読めます。
作者様の広くて豊富な知識が、作品を下支えしているのを感じました。
キャラクターはいい年齢のシブい方が多い印象で、会話や行動で漢…続きを読む - ★★★ Excellent!!!異世界×コンサル 想いに寄り添う改革ファンタジー♡
まずなによりも、、作者様が現代日本のコンサル業界と異世界への世界線をとても自然に細部まで描かれていて、作品自体のクオリティの高さに驚かされます。
リアリティがあり、読み進めるほどに引き込まれていくような素晴らしい作品です✨
領地改革の描写も、単なる夢物語ではなく、かなり現実味のある内容で描かれているところや、登場人物たちそれぞれの心の動きも感じられ、グッとくる場面など、見どころがたくさんです。
陰謀や政治の緊張感がありながらも、物語の根底には『人を信じること』という、シンプルだけれどいちばん私たちが求めているようなテーマを感じて、難しい現代を生きる私たちのインスピレーションになるような作…続きを読む - ★★★ Excellent!!!隣人は異世界に居る。新感覚&新解釈な異世界物語!
まずコンサル×異世界というジャンルを発掘し、まるで本当にこの現実世界で秘密裏にプロジェクトが行われているかのようなリアリティを高めて世に送り出した作者様の手腕がとにかく素晴らしいです!
正直、思いついても同じようには書けません⋯作者様の筆力に脱帽しっぱなしでした😅
普通ならばそこはツッコまない所!で済ませてしまう部分も丁寧に描き、支援という形で無理なく設定が生きている箇所も、勉強にさせてもらう所ばかりです。
リアルとファンタジーが同居する独自の世界観を描くだけでなく、コンサル会社に勤める片桐さんとその仲間達が、異世界のとある王国の王子とその臣下達と交流する展開はあまり見たことの無い新鮮な光…続きを読む