聖人のように尊い王子様。だからこそ、王妃が「ああっ、汚らわしい!」と吐き捨てたとき、「聖人になんてことを!」とヘイトが一気に積み上がりました。儀式で王子様がかわいらしい“枕”や“猫のぬいぐるみ”を授かる展開。王妃らの顰蹙を買うのですが、それ自体の微笑ましさとのギャップがよき。
また、現実世界で突然「異世界」と言い出されたとき主人公がきちんと疑い、戸惑うのがリアルでした。ドッキリを疑うあたりも「分かる」とうなずけます。さらに、猫のぬいぐるみが変な単語をいきなり言い出すくだりは不意討ちで笑いました。この猫(ぬいぐるみ)、センスが良くて存在感も抜群なので、今後の活躍がますます楽しみです。
異世界へ呼ばれてしまう話はよくあるけれど。異世界の依頼で、準政府機関が開発に呼ばれてしまうなんて話はこれまで見たことがありませんでした。
しかもそこにはご都合主義や違和感一切無し。
呼んだのは、軽んじられていた第四王子。けれどそこには悲壮感もなく、むしろ活力あふれる気概に満ちたイケメンでもあります。
日本から行くのは、機器や交渉や武力の専門家。迎えるのは王子と彼に従う騎士たち。
最初は孤立していた王子が与えられた領地をどうして開発していくのか、楽しみになっていきます。
筆力もたしかで、それぞれの専門的な知識もしっかり書いていて、かつキャラクターも活きている。でも、読みにくさは一切ない。
ぜひお読みください、続きも王子たちのこの先も続きが気になり応援したくなるお話です!
異世界ファンタジーが世に多く生み出されるひとつの原因として、「現実社会の仕組みに精通していなくても書きやすい」という点が挙げられると、個人的には思います。創作の世界では作者が創造主になれますから……
その点を踏まえて、本作を語らせていただくと……!
異世界に、現実社会の仕組みがこれでもか!と持ち込まれ、これは異世界ファンタジーなのか、はたまた我々の知らないところで本当に起こっている話なのではないか?と思ってしまうほどのリアリティがあるのです。
作者さまの知識の幅広さに感動してしまいます。そして巧みな描写力にも!
そんなストーリーはもちろん、アレクト王子はじめ、多彩なキャラも魅力的。すっかりファンになってしまいました。
第一話を読めば、わかるはず。
そしてこの異世界で何が起きるか、知りたくてたまらなくなるはずです。
異世界転生、テンプレのように過労死もないし挽かれたりもしない。
日本と密かにつながった異世界の極秘プロジェクトに関わることになったサラリーマンの片桐が未開の辺境の地をコンサルしていく。
異世界と日本!?どう繋がるんだろうと思いきや圧巻のブレない筆力。
現代のアイテム、知識でチートかと思いきや、それはない。サラリーマンらしき予算・人員・エネルギー・物質面でやりくりしているリアリティのあるパートが制約ありきで面白い。
ここでブレるかと思いきや全くブレずに日本のアイテムを異世界に持ち込んでも「違和感」がない。まったくないから怖いくらいすんなり入る。
キャラクターはとにかく魅力的で。辺境開拓することになった第四皇子のアレクトと枕という独特な法具、そして神獣の使いネフェル(これはかわいい)
コンサル担当の片桐に、魔導士高峰(チガウヨ)第二魔導士エリック(チガウヨ)
そして見た目とギャップ萌えがたまらない風間ちゃん。
アレクト王子の人柄に惹かれてついてきた副団長とその部下達。推しが多くて困惑します。
もうひとつ。食事シーンがおいしくかける作品は間違いなく面白い。
まだ第三章終わりまでしか追えてませんが、何度も読みたくなる硬派な文章。
異世界ターンと日本ターンの登場キャラやタイプが全然違うのに、それも違和感なく咀嚼できる嫉妬したくなるほどの筆力。
テンポもノリも最高。続きが気になって読み終えるタイミングを見失うので一気読みは推奨しません。腰を据えてゆっくり世界感に浸りましょう。
個人的に、テンプレ外でどっしりしているこういう作品が好きなのでこれからも推していきたい。
読むとどんどん好きになる。これからアレクト王子がどうやって未開の地の問題を解決していくのか非常に楽しみです。
「お前、異世界って信じるか?」
密かに異世界と繋がった現代日本。
そのプロジェクトに関わることになったやり手サラリーマン片桐。
その世界で疎まれた第四王子アレクトの、辺境にして未開の地の領地開拓を「コンサル」していく。
まず驚くのはリアリティだ。情景描写が緻密で、嘘くささがない。
現代知識で無双するタイプかと思いきや、この物語には予算、人員、エネルギー、質量といった現実的な制約がきっちりある。だからチート感がなく、読んでいて自然に一緒に踏ん張りたくなる。応援したくなる。
キャラクターも魅力的で、行動と心理に納得感がある。ブレずに一貫して描けているのは、作者が人物を深く理解している証だと思う。
視点も安定していて、神視点が苦手な私でも安心して読める。緻密にして軽快、テンポが良くて滑るように読めるのに、舐めるように読み返したくなる。この文章力に思わず嫉妬してしまう自分がいる。
何より私は、こういう骨太な物語が好きだ。
——ぜひあなたにも好きになって欲しい。
現代に生きるやり手サラリーマンと、王宮内で疎まれる第四王子が出会い、中世風の異世界で所領を盛り上げていく物語です。
会社系のお話って、書き手が会社員であっても結構難しい(畑違いの部署、或いは経営そのものの知識とか必要……)のですが、この作品は上手くストーリーに落とし込んでいます。
なので読んでて「ん?」みたいな設定への引っ掛かりを覚えないです。
地方を運営していく話のほかに、現代における緊急時対応の話なども出てくるのですが、小難しさを感じずに、すらすら読めます。
作者様の広くて豊富な知識が、作品を下支えしているのを感じました。
キャラクターはいい年齢のシブい方が多い印象で、会話や行動で漢気を感じたり魅力を発揮しています。
シンプルにイケメンや可愛い女の子並べるより、こっちの方が上手く書くの大変なんです……。
一番若いのが、異世界の第四王子様になるでしょうか。
でもこのキャラも、若くして継承争いや義母のイジメなど、苦い経験をしてらっしゃいまして。
既に老成の域にいるのに、現実世界からの来訪者や所領の民から学びを得て更にグングン成長を見せます。
まさに伸び代モンスター、話を追っかけるのが楽しい要因です。
物語はシリアス寄りになるでしょうか。
前述した王宮もさることながら、現実世界の偉い人達もヤラシイ人ばかり。
主人公一行の折衝役ポジの人が心労で倒れないか心配になります。
とはいえ基本的に舞台は、異世界側多めかもです。
新天地で救援物資を運んだり衛生を充実させたり、現代文明を遺憾無く発揮します。
とはいえ問題も沢山あって、それに毎回挑む流れとなります。
これだけ切れ者揃いの現実世界チームでさえ万能になりきれないのは、やっぱり忸怩たるところがありますね。
そんな、異世界と現代が手を取り合って作り上げていく新天地開発。
巷で言われる異世界ものとは一味違いますが、見どころの多さは一味も二味も違います。
異世界系が苦手な方も得意な方も、いける作風です。
あと勉強になる箇所も多いので、読書してる感を多分に味わえる逸品でございます。
まずなによりも、、作者様が現代日本のコンサル業界と異世界への世界線をとても自然に細部まで描かれていて、作品自体のクオリティの高さに驚かされます。
リアリティがあり、読み進めるほどに引き込まれていくような素晴らしい作品です✨
領地改革の描写も、単なる夢物語ではなく、かなり現実味のある内容で描かれているところや、登場人物たちそれぞれの心の動きも感じられ、グッとくる場面など、見どころがたくさんです。
陰謀や政治の緊張感がありながらも、物語の根底には『人を信じること』という、シンプルだけれどいちばん私たちが求めているようなテーマを感じて、難しい現代を生きる私たちのインスピレーションになるような作品だなぁと感じました。
長くなりましたが、作者様の人柄を感じる柔らかい文字の紡ぎ方や、本作品の大ファンです。
異世界ファンタジーが好きな方はもちろん、人の想いや成長を大切に描いた物語が好きな方にも、ぜひ読んでほしい一作です🌿
まずコンサル×異世界というジャンルを発掘し、まるで本当にこの現実世界で秘密裏にプロジェクトが行われているかのようなリアリティを高めて世に送り出した作者様の手腕がとにかく素晴らしいです!
正直、思いついても同じようには書けません⋯作者様の筆力に脱帽しっぱなしでした😅
普通ならばそこはツッコまない所!で済ませてしまう部分も丁寧に描き、支援という形で無理なく設定が生きている箇所も、勉強にさせてもらう所ばかりです。
リアルとファンタジーが同居する独自の世界観を描くだけでなく、コンサル会社に勤める片桐さんとその仲間達が、異世界のとある王国の王子とその臣下達と交流する展開はあまり見たことの無い新鮮な光景(☆▽☆)
無双でもスローライフでもない新たな新感覚異世界物語に、今も目と心が奪われっぱなしです!
この作品の魅力は、一言ではとてもまとめきれません。経済あり、騎士の誓いあり、現代医療や国際支援の仕組みあり──それらが絶妙に組み合わさって、まさに“大作”という言葉がふさわしい仕上がりになっています。
欲張りストーリーってこういうことなんだな、と実感しました(笑)
登場人物もまた、一人ひとりが個性的で優秀。学生時代に中小企業診断士を取得している生真面目な片桐、理想に燃えるアレクト王子、そして彼らを支える仲間たち。それぞれの立場や信念がぶつかり合うことで、物語にぐっと厚みが増しているのが魅力です。
特に感心したのは、難解になりがちなコンサル業界の仕組みを自然に物語へ溶け込ませている点。読みながら、何度も設定の緻密さに驚かされました😳
ワクワクと同時に“お勉強要素”まで味わえるのは、この作品ならではだと思います。
(皆さん、予防接種💉のシーンは必読ですよ!)
異世界ファンタジーでありながら、ここまで現代的でリアルな世界観を感じさせてくれる作品は本当に珍しいと思います✨
コンサルタント。
その職業に、あなたはどんなイメージを持っている?
めっちゃ頭いい人? 超エリート? 参謀? 軍師? 経済界の魔法使い?
そのいずれも、イメージとしては正しいだろう。
だけど、その仕事の進め方は、めっちゃ泥臭い。
基本的にコンサルタントは、招かれざる客だ。
日々現場に立つ者からすれば『社長が連れてきたなんか偉そうな人』である。
それに『現場のことを一つも知らないのに偉そうなことをいう人』でもある。
だから、彼らが最初にしないといけないことは、現場と仲良くなって、話を聞くことである。
売り子や職人、セールスマン、果ては掃除のおばちゃんまで。
彼らと信頼関係ができてこそ、はじめて【実効性のある支援】を立案できる。
で、だ。
「キミの担当は、明日から異世界だ」
アフリカでも、南米でも、中央アジアでもない。
地球上ですらない場所に行けと言われたら、あなたはどう思う?
しかも、国が所管するビッグプロジェクト。
知恵と体力、それに並外れた度胸がなければ、到底務まらない。
過酷な案件を受注した主人公は、異世界の人々の心をどうやって掴み、難題を解決していくのだろうか?
この物語は、そんなビッグプロジェクトを、主人公一人ではなく、チームで進めていく。
大事なことは、チームで進めていく、ということ。
クライアント側もプレイヤーになりながら、課題解決に向かって、ひとり一人が主人公になっていく。
コンサル風に言えば『クライアントも巻き込んでアラインメントしたMECEなメンバーをアサインして、アジャイルなアクションプランを遂行する』わけだ。閑話休題。
これは、異世界転異のファンタジー。
だけどその本質は『みんなが主人公になれる、壮大なお仕事小説』かもしれない。
さて、あなたはこのプロジェクトに、どう関わっていくのだろうか?
異世界への移住支援するために日本のコンサルタントや外務省局員などが活躍する物語です。
日本から異世界に行く際に、緻密でよく考えられた設定がありますが、読みやすくワクワクする描写となっています。
個人的には量子もつれによる通信技術を異世界もので読むことになるとは、と興奮しました。
また移住先の世界での支援方法などは現代の日本の問題と絡めている部分もあり、リアリティがあって面白いです。
設定だけと思いきや、ストーリーも軽快でテンポが良く、戦闘描写もスピード感があるので、読みやすく目的もわかりやすいので、ストレスなくサクサクと読んでいけます。
異世界支援のための緻密に考えられた設定がお好みの方にはおすすめしたい作品でした。
「お前、異世界って信じるか?」
コンサルタントとして働く片桐は、友人から唐突に問われます。
語られたのは、『異世界移住支援プログラム』——
社会に適応できない日本人たちを異世界に送り、新たな生活の機会を与えるという前代未聞の計画でした。
しかし、移住先となる『薄明の地』は、荒れ果てた最悪の領地。
その領主であるアレクト王子もまた、王家から疎まれる異端の存在でした。
転移にあたって、トラックに跳ねられることも、過労死することもなく。
神から与えられるスキルも、都合のいいギフトもない。
あるのは——ただ人として培ってきた知恵と経験、技術と意志だけ。
それらを武器に、片桐とアレクト王子、そして仲間たちは、ひたむきに改革へと走ります。
現実に根ざした説得力と、理想を追いかける熱。
きらびやかな魔法やご都合主義ではなく、地に足のついた改革のドラマを味わいたい方にこそ、この物語は響きます。
異世界領地改革経営コンサルファンタジー
不遇の淵から魔境へ追い落とされた王子と
代わり映えのしない会社勤めの日々に倦んでいた男
全く立場の異なる二者の視点から描かれる物語
異世界ファンタジーでの召喚や便利設定的な点を、しっかりと、しかし重くなりすぎずに明示しつつ進んでゆくのが独創的で面白いです
キャラクターの行動理念も、ときに迷い、ときに衝動的になりながらも、明確でスルスルと頭に入ってきます
そうした点のバランスも良いので、お話の読み応えがありながら疲れずに、次に、また次に、と進めてしまいます
日本文化にド嵌まりしてる描写には笑ってしまいました'`,、('∀`) '`,、
ここからがお話も本番といったところなので、是非皆様もお読みくださいませ!