どうかほんの少しの想像力を
- ★★★ Excellent!!!
誰もが他人を理解できるわけではないし、理解できたと思ってもそれは幻想かもしれない。自分の想像力が他人の内面に届く保証はどこにもない。また、理解の「り」の字にも辿りつかない、辿りつこうとしない人もいるし、中には最初からその能力がない人もいる。でもだから相互理解も、多様性を認め合うことも出来っこない、夢想だと切り捨てたくはない。せめてその一歩を踏み出そうするものどうし共に歩いていこうと、若い二人が手を取り合う。そんなお話です。