概要
ある日、それまで従順だったアンストロンが、突然凶悪化して人間を襲い始め、この街の平穏な日常は見る影もなくなってしまった。
そんな中、星の平和を守るために立ち上げられた特別管理派遣組織「セーラス」。その事務部門に、新人社員が配属された。〝キャサリン・ナイトレイ 〟──彼女は児童養護施設時代に出会った、タカトの幼馴染みだった。
彼が彼女との旧交を温めようとした矢先、児童養護施設〝パトゥリーダ〟が凶暴化アンストロンによって襲撃されたとの知らせがセーラスに入る。そこはタカトが育った大切な場所だった。相棒であるディーンや仲間達と共に捜査を進めていく内に、ある組織が浮
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- ★★★ Excellent!!!赤コートと黒コートのバディが火花を散らす冒頭に痺れる
プロローグの冒頭から引き込まれた。
夜の路地で女性を追う黒スーツの集団——そこに赤いボックスコートの青年レオンが「こんな遅い時間に鬼ごっこか?」と割り込む場面の軽快さが最高だ。テンポよく格闘が展開したかと思えば、黒いロングコートの美青年ディーンが二挺拳銃で颯爽と援護し、「詰めが甘い」と一言。
この二人の対比が絶妙だ。太陽のように明るくて軽口を叩くレオンと、感情を見せない冷静なディーン。「お・に・い・ちゃ・ん♡」とからかった瞬間に周囲の気温が氷点下になる場面で笑えた。ぼやっとしているようで互いを信頼し合っているバディの関係性が、一話でしっかり伝わってくる。
地球滅亡後の惑星ルラキスという…続きを読む - ★★★ Excellent!!!緻密な設定と個性豊かな登場人物たち、SF世界が自然に浮かび上がる
第一章まで読んでのレビューですが、一章だけであるのに「だけ」という言葉は全く適さない濃密さがあります。
物語の世界が自ずから頭に映像として浮かぶ、といったら良いのでしょうか。
舞台は近未来的なイメージの「チキュウ」とは別の星。そこで起こる異変に立ち向かうエージェントたち。それぞれがそれぞれに事情を抱えているのだというのは、登場人物一人一人の描写によって醸し出されてきます。
一章を読んで際立っているのは「タカト」の人柄です。彼の言葉や行動には勢いがあり、他の登場人物との会話から、彼が明るく人々を勇気づけていく人間なのだと感じ取れます。
しかし彼も「事情」を持つ人間の一人のようです。
事件は…続きを読む - ★★★ Excellent!!!洋画のようなSF世界をバディは駆ける
この物語の舞台は、ルラキス星。地球は滅亡したが、人々はルラキス星で機械生命体アンストロンと共存している。
当然ながら星がすべからく平穏ということはなく、ここには平和を守る「セーラス」という組織があった。
セーラスに所属するエージェントたちは、日夜平和を守るために奔走している、というわけである。
科学の発達した星を、正反対のバディが駆け抜ける!
さて今回はタカトの身に何かあるようで――?
果たして彼らは仲間と協力しつつ、解決に導くことができるのか。
緊迫したシーン、きらびやかなシーン、どこを見ても洋画を見ているかのようで、満足度が非常に高い作品です。
そして何よりコーヒーやその他食べ物の美…続きを読む