概要
神に見捨てられし少女――魔物になってもいい。それでもボクは、君を救う
殴られ売られ、神にさえ見捨てられたと信じた少女が『法』×『神話・伝承』×『家族・恋人・妖』で奪われた人生を取り戻す「救済の現代神話」。社会派×ダークファンタジー。
「虐待・震災・絶望・法の限界」/「異界・妖・怪異・神話」/「希望・愛・救済」。それらが複雑に絡み、一つの物語に昇華する。
神は救ってくれなかった。それどころか地獄に突き落とした……。祝福は呪いになり、少女は絶望の淵で「魔物」に変貌する。殴られ、売られ、神に見捨てられた。そう信じた少女が、「愛」と「家族」を取り戻す物語。やがて少女は被害者から加害者に逆転してしまう。昭和の「少女連続失踪事件」当事者の消えない痛みが、主人公に重くのしかかります。それでも彼女を救おうと、家族・恋人・妖は頑張ります。
神戸の虐待家庭から逃げ出したバ
「虐待・震災・絶望・法の限界」/「異界・妖・怪異・神話」/「希望・愛・救済」。それらが複雑に絡み、一つの物語に昇華する。
神は救ってくれなかった。それどころか地獄に突き落とした……。祝福は呪いになり、少女は絶望の淵で「魔物」に変貌する。殴られ、売られ、神に見捨てられた。そう信じた少女が、「愛」と「家族」を取り戻す物語。やがて少女は被害者から加害者に逆転してしまう。昭和の「少女連続失踪事件」当事者の消えない痛みが、主人公に重くのしかかります。それでも彼女を救おうと、家族・恋人・妖は頑張ります。
神戸の虐待家庭から逃げ出したバ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!「私は見てきた」「私は感じてきた」
作者が日本の過去や歴史を「知識として扱っている」のではなく、一度そこに立ち、見て、感じてから言葉にしているという印象を受けました。
文章の端々に、「私は見てきた」「私は感じてきた」という作者の声が聞き取れ、匂いや風、頬に当たる雨の重さまでが、説明ではなく感覚として受け止めることができました。
一方で、景色や人物がすでに十分語っている場面で、背景や正しさを補足する言葉が前に出る瞬間があり、少しだけ惜しく感じました。
それはこの作品に誠実に向き合おうとする姿勢の裏返しであり、技術的な問題ではないと思っています。
これからも読者を信じていただき、反応の中でさらに磨かれていく作品を楽しみにし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!リアルの出来事から始まるファンタジーに引き込まれます。
この物語に興味を持ったのは、過去を振り返ったシーンで阪神淡路大震災という実際の出来事が、読み進めて行くと出てきたこと。
その当時の事を実際に経験されたかな?と思うぐらい描写が具体的にしっかり書かれており、過去のエピソードに強い現実感があります。
その中で主人公が「救いたい」と願う恋人・玲奈について、特別な異能を持って生まれたが為に、本当に小さな子供の時から両親や大人達から阻害されるのが、とても切ないです。
物語の背景として描かれた阪神淡路大震災ですが、本筋はあくまで、恋人を救うために行動する主人公と、異界の存在、そして異界を行き来するための媒介となる剣奈との物語です。
序盤では、剣奈…続きを読む