雪の北海道、三十年前に途切れた恋、そして同じ言葉で現れる少女――静かなのに、妙に引っかかる違和感がずっと続く物語。何気ない日常のやり取りが積み重なるほど、その違和感は少しずつ輪郭を持ちはじめる。そして結末は――。すべての前提がひっくり返る瞬間、そこにあるのは驚きだけではなく、確かな救いも残る。静かだけど引き込まれる物語が好きな人に、ぜひ読んでほしい短編です。
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