概要
王妃なら許すだろう。 そう思った陛下へ、私は妻としての愛情を返上します
側室は置かないと誓った王は、別の令嬢へ口づけた。
それでも王は、王妃エレノアなら分かってくれると言った。
十年支えた夫の裏切りを知った時、エレノアは泣き叫ばなかった。
王妃としての務めは果たす。
けれど、妻として差し出してきた愛情はもう返上する。
一方、王の寵愛を得たと思い込んだ伯爵令嬢セリーヌは、白薔薇、茶器、舞踏会、王妃席、慈善市、そして王妃の印章へ手を伸ばしていく。
静かに見届ける王妃。
増長する令嬢。
そして、失ってから愛に気づく王。
白薔薇の誓いは、もう戻らない。
それでも王は、王妃エレノアなら分かってくれると言った。
十年支えた夫の裏切りを知った時、エレノアは泣き叫ばなかった。
王妃としての務めは果たす。
けれど、妻として差し出してきた愛情はもう返上する。
一方、王の寵愛を得たと思い込んだ伯爵令嬢セリーヌは、白薔薇、茶器、舞踏会、王妃席、慈善市、そして王妃の印章へ手を伸ばしていく。
静かに見届ける王妃。
増長する令嬢。
そして、失ってから愛に気づく王。
白薔薇の誓いは、もう戻らない。