概要
1週間先の未来さえ興味が無い偏差値30のJが、何故東京大学に進学したのか。
どの世界からでも、いつからでも、人は変われるーーーその答えがここにある。
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!90年代ロサンゼルスを舞台にした青春群像劇
一章をまずは一話ずつ読んで、最後に一章12話まで一気に読み返しました。
ジョージは序盤から危うい人物として描かれていましたが、その存在がJの人生観を浮き彫りにする役割を果たしていて、とても印象的でした。
「なりたい自分」を追うのではなく、「なりたくない自分」を避けるために生きる。
この考え方は現実味があり、Jという主人公の魅力にも繋がっているように感じました。
また、裏社会の緊張感だけでなく、キングやジャックとの何気ない日常が丁寧に描かれていたからこそ、登場人物たちにも愛着を持って読めました。
特にジャックとの関係は好きです^^
続きも読ませていただきます! - ★★★ Excellent!!!ロサンゼルスの裏通りから、東京大学へ
1990年代のロサンゼルス、ギャングたちと日常を過ごしていた偏差値30の高校生が、やがて東京大学へ進学する――この振れ幅だけで強く惹きつけられます。
裏社会に近い危うい日常が描かれる一方で、主人公Jはただ流されているだけではなく、「なりたくない自分にならない」ために自分なりの線引きを持って生きている。その姿勢が物語に芯を与えています。
何が彼を変え、何をきっかけに未来を選び直したのか。
「どこからでも、いつからでも、人は変われる」というテーマを、かなり異色の青春と人生経験を通して描く物語。東大進学という結果よりも、そこへ至るまでの変化を追いたくなる作品です。 - ★★★ Excellent!!!ロサンゼルスの裏社会から、目指すは東大⁉️
1990年代のロサンゼルス――そこで暮らす日本人高校生「J」。
ギャングが蔓延る街で生きる彼が、まさかの東京大学を目指す⁉️
そんな異色の設定から始まる物語です✨️
Jの高校生離れした冷静さと、どんな相手にも物怖じしない堂々とした立ち振る舞いが、とにかく格好いい✨
まさにハードボイルド‼️‼️
そんな彼を取り巻く環境は、ギャンブルや喧嘩が当たり前の裏社会ーーーそれでも、若手中堅幹部のキングや仲の良いジャック、オタク気質のアーサーなど、個性豊かな登場人物たちが物語を彩ってくれます✨
中には卑怯者のジョージのような悪役もいて、ある意味ではJの格好良さをより際立たせる存在になっていると…続きを読む - ★★★ Excellent!!!90年代LA。「なりたくない自分」、喧騒の中脱ぎ捨てる。
海外映画や青年ギャングの世界には縁がないのですが、
登場人物たちの息づいたやりとり、そして信頼と闘争の関係が、
緩急のある緊張感、気だるい空気、ギャンブル、フード、気の置けない仲間。
主人公・Jのたどった、そんな時代を読者とともに駆けていくことができます。
周りが変わっていく中、Jのテーマが「やりたいこと」から始まるのではなく、
「なりたくない自分」の姿を置き去りにしていく。
そのクール、なのにぽつりぽつりとのぞく戸惑い、
そして葛藤が、昔感じた何かを思い起こさせます。
90年代LAという、何一つ見たこともない場所で。
本作は、ギャング集団から一目置かれる身でありながらどこの組織にも…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「海外映画のような格好良さ」が好きなあなたへ
ロサンゼルスを舞台に、表と裏、二つの世界を生きる少年・J。
危険な人たちとも関わりながら日々を過ごす、ちょっと変わった青春物語です。
【あまり見かけない格好良さ】
車に煙草、ギャンブル、そして裏社会。
そんな世界で交わされる会話や登場人物たちの振る舞いの一つ一つが洗練されていて、とにかく洒落ています。
海外のクライム映画を見ているような、独特の空気が魅力です。
【力ではなく、頭で切り抜ける主人公】
Jは喧嘩が強いわけでも、特別な力を持っているわけでもありません。
それでも相手をよく見て、考え、危険な場面を切り抜けていく。
どこか掴みどころのない性格も含めて、ついつい彼…続きを読む