以下、読まなくても全くOKな補足。
作中で江間が言っているのは、たたら製鉄をもとにした日本刀の作り方で、メゼルディセルの製鉄は、歴史的にヨーロッパなどで主流だった直接製鉄法を想定しています。
たたら製鉄(も直接製鉄法に分類することがあるみたいですが)は、刀向きの炭素量を含んだ鋼を直接作り出します。
一方の直接製鉄法は錬鉄という炭素量の少ない鉄を作り出した後、剣に必要な硬さを後から付与する方法をとることが多かったようです。
ちなみに、銑鉄という炭素の多い鉄を作って炭素を抜く方法や、錬鉄と銑鉄を混ぜる方法もあったみたいで、世界的には色々です。鉄、おもしろい。
なお、製鉄方法の話はメゼルディセル領の、バルドゥーバ国やディケセル国との覇権争いに繋がるので、後でもちょいちょい出てきます。
繰り返しになりますが、以上の話題は読み飛ばしも「さっぱりわかんね」もまったくもってOK! =話の理解に本気で支障ありません(きっぱり)
そう、完全に(無駄な)趣味――時々「私ってアホだなー」としみじみ思います←超楽しい
次は千歯扱き、米です。
ではまた。8月も終わりますね。
相変わらず暑いけど、上空に秋雲が見えるようになってちょっと嬉しいです。
あなたの夜が穏やかなものでありますように&明日からの9月がお互いちょっと楽しいものになりますように!