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「恋の見出し方」閑話休題【好きの見分け方】

カイ視点過去、全6話です。第6章に名前だけ出ていたシャイライン王女との話になります。

さて、桜、散り始めましたね。昨夜遅く、桜並木の下を歩きました。
桜と花吹雪が闇の中に淡く光る中を歩いていると、はるか向こうから白くぼんやりとしたものが高速で近づいてくるのです。
何事、と思って思わず身構えると、白いワンピースを着た、長い髪の女の人――

「いえーい!!」
が、自転車で親指立てて走り抜けていった。

「いやっほー!!」
と思わず返した自分が正しいのか、夜が明けた今も分かりません。
追いかけて色々確かめるべきだった(←だって気になるじゃん!)のか、しなくて正解だった(←したら私の方が不審者じゃん!)のか、謎。

相変わらず何もかっこいいことが書けない、と嘆きつつ、さようなら。
あなたの今日がいい日でありますように!

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