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「冴えない王女の格差婚事情」ロンデール視点【交ざれども混ざらず】

本編第14話「壁の花とダンス」の場面の話です。

気付けば、フェルドリック視点が終わって4か月――いつの間に。
な、何もしていなかったわけではなかったの、いや、本当に!
色々書き散らしてたよ、拗ねたソフィーナとか、のたうち回るフェルドリックとか、どっちも大好きなナシュアナとか、妙に冷静で敏い、突っ込み気質のヘンリックとか。
でもなんか気に入らず、最初に完成したのがロンデールだったという。
うん、読者さんからすれば、「誰だよそれ」状態だろうなあ、あははは。

詳しくは別の話になるのですが(かといってそっちを読まなくても本作の理解に支障はないです)、
アンドリューは、長らくカザック王家とその後ろ盾のフォルデリーク公爵家と対立してきたロンデール公爵家の当主です。
貴族然とした父親を含めた一族の薫陶を受けつつ、どこかで染まり切れず、という人でした。
フェルドリックはその葛藤に気付いてしまって、政敵と知りつつ、突き放しきれない、
アンドリューはアンドリューで、フェルドリックがそういう人だと気付いてしまって、敵として扱いきれない、
そんな関係です。

蛇足ですが、
交じる:区別がつく状態のまじわり方、
混じる:区別がつかなくなる状態のまじわり方
です。

ちゃんと追い切れているか心もとないのですが、もしこの間に評価やフォロー、ハートなどをくださった方がいらっしゃいましたら、この場でお礼申し上げます。
お気持ち、本当に嬉しいです、ありがとうございました。

ではまた。今日があなたにとっていい日でありますように!

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