気配を探ることについての科学的根拠は、ショウくんの説明の通りです。但し、生体電位の感知器官は内耳有毛細胞だけでなく、体毛(人類の場合は産毛)も含まれます。「殺気を感じて鳥肌が立つ」のはこのためです。記述が煩雑になるのでショウくんは知らなかったことにしています。
尚、犬が飼い主の帰宅を察知して玄関先で待っているという話を聞きますが、これも飼い主の足音や臭いを感知しているのではなく、飼い主に特有の電界を内耳と体毛で探知しているという研究を参照しました。わたくしの世界でも、特に角耳に生えている細毛で生体電位と生体魔位を探知している、という設定です。
獣人の角耳が天鵞絨のように滑らかで細かい毛に覆われていると描写したのは、魔力感知のためです。今更ですが、モモの髪型はショート、リカは肩に掛かるくらいのミディアムをイメージしています。ショウくんは普通の短髪(森人男性は短髪が一般的)、四人目の「あの子」はロングです。
滝口清昭『犬は主人を電界で見分ける? :歩行による人体の電界発生とその伝搬』第16回生命情報科学シンポジウム)