アペイロン(Apeiron):恒神様の音訳
古典ギリシャ語で「限り無し(否定辞a+ピリオド語源」。「万物の根源アルケーは無限である」というアナクシマンドロスの宇宙論で使われた哲学用語。最初から存在していた神名に採用しました。一部の地球言語と同じく、祈りや誓いの際は唯一の真神たることを示すため定冠詞付(中性定冠詞toで「ト・アペイロン」)。
実際には森人の古語で表記されており、偶然にもアペイロンに近い発音でした。他の三人種には言葉の意味は意識されておらず神の固有名詞と思われていますし、森人の間でもそうなりつつあります。それもあって神様は、ショウくんにも知識の無い古典ギリシャ語風に音訳した、という設定です。
護人(Aeonoros):人の世の守護者
古典ギリシャ語のアイオーン(aion、人の生涯のような長い時代)とウーロス(ouros、守護者)を組み合わせた造語をラテン語化(aeon+oros)したもの。普人からの呼称である森人はエルフと音訳されるが、森人の自称である護人はエオノロス。似た響きになるように工夫しました。
※明日は短編新作「黄昏の戦姫」(約2700字・1話完結)を公開します。「徨う花の物語第33話:装備」は1/9(金)午後に公開予定です。