「我等世」は地球と同大の惑星で、地軸の傾きも自転公転周期もほぼ同じ。月もほぼ同じで満ち欠けは30日。6日で一週間(日、月、火、水、風、砂)、5週で一か月、12か月で一年(初月、萌月、華月、繁月、晴月、盛月、祈月、彩月、稔月、霄月、霜月、陰月)。三月毎に1~2日の休みが入り366日で一年です。
「香り草入り跳兎シチュー」は『指輪物語』の「香り草入り兎肉シチュー」から。『二つの塔』下巻第4章の題名でもあります。フロドとサム(とゴクリ)の次第に壮絶さを増していく辛い旅路の中で一息を吐くことができた、大変に印象深い挿話でした。異世界モノを書く際には是非とも入れたいと狙っておりました。
この世界の玉葱に極早生種があり3月には手に入ると設定したのも「サムが果たせなかった玉葱とジャガイモ(パースニップですが)入り兎肉シチュー」を出したいがため、という理由が半分でした。もう半分は新大陸産の作物がない世界でせめて玉葱を転生食後から食べさせてあげよう、という親心でございます。
J.R.R.トールキン『指輪物語 二つの塔』