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第20話 体毛

 我等世(ウィラルテ)の森人は、耳毛より下の体毛は無毛です。普人は地球人類と同じで、獣人は髪質(角耳含む)が柔らかく、鉱人は剛毛で毛深いという設定ですが、森人の橘花くんに加えて二人が「無毛」となってしまったのは、決してわたくしの性的趣味などではなく、真っ当な理由がございます。

 森人文化が強い影響力を持っている四協帝国クアドリオンの美的価値観は、森人が基準となるからです(鉱人は異なります)。端正な顔貌だけでなく、痩身(胸は別)や色白や無毛が特に美女の条件。そこで神様は【美形】をとるなどで一定以上の水準に達した転生者を無毛としてくれたのでした。やったね!

 美少年設定の橘花くんに無精髭が生えたり、美少女設定の二人が処理に悩んだりする描写は避けたいですし、それを無視する物語には猶更したくありません。ツルピカこそが神様の正義なのでございます。尚、汗腺や皮脂腺はあるので、立毛筋に相当する筋も存在して寧ろ発達しています。プルプル!

 冗談めかして書いておりますが、第19話でも描写していますように、お約束の【美形】【美化】が医学的に完璧な身体に近付けるものだ、という重要設定の開示でございます。本人や同級生たちは「美しくなった」としか思っていないかもしれませんが、近世初期文明段階の現地人が三人を見ると…。

2件のコメント

  • ツルピカこそが神様の正義!ここ思わず笑ってしまいました!お話の中でも、現地の人達は三人の容姿にかなり驚いてますもんね。芸能人とかをリアルで見た時に、うっ眩しい!後光が…!みたいに思う感じですかね(笑)
  • 佐子八万季さま
     コメント有難うございます! 神様が設定するからには、遺伝子レベルから「美しく」なる筈だよね。清潔で感染対策にもなるには、ツルピカ・プルプルだよね……というのが表向きでございます。実は加算式なので、元々、美形だった三人は、美しさのレベルが大変なことになっています。
     
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