21話+閑話を費やしまして転生一日目が終わりました。重い展開であることは重々承知しております。しかし本作品は、有り得たかもしれない真の異世界に現代知識を有した理知的な人間が転生した場合、どのように生き抜くことができるか、という壮大なシミュレーションを展開するものです。
剣と魔法の世界ですから所詮はファンタジーから逃れられませんが、それでも多くの作品がスルーするご都合主義やお約束を解体して再構築すると共に、文理両方の面から解答を呈示しております。いわば「学術的ファンタジー」という新ジャンルを切り開こうという意気込みで執筆しております。
真に僭越ながら、獣人の耳を平らなキリンの角の形状を持つ感覚器官とし、魔石は大槽に下垂した小脳扁桃が変質したもの、そして単語ひとつに至るまで地球独特の由来を排除した異世界言語の翻訳としていること。この三点のみでも、歴史に残る作品と自負しております。使うなら連絡してね!
ここまでお付き合いいただいた皆様には、心より感謝申し上げます。二日目からは流石に数話で日々が過ぎ往きます。ストックは第一部226話(投稿を迷っておりますR18版は別途36話)に加えて第二部も20話ほどございます。コメント等はお気軽にお寄せいただくと嬉しく思います。
青光魔術【清浄】は「拭え(everre)」、【浄化】は「浄めよ(purgate)」ですが、【解毒】の「毒消せ(theriacate)」は造語です。ラテン語の解毒剤セリアカ(theriaca、ギリシャ語の小爬虫類が語源なのでイモリの黒焼きに近い…)を動詞化して命令形風に聞こえるように語尾を調整したものです。