• 異世界ファンタジー

第二十三回【世界観設定】魔法体系①「七つあるけど六大属性です」


読者の皆様、作者の皆様、ごきげんよう!

『自由のアリア』トップオタ兼作者のカラノニジです!

皆様、覚えておいででしょうか。

第三回【Q&A】私はこう言いました。

「魔法体系については、またどこかで独立して解説したい!!」

さらに第二十回。

治癒魔法について語りながら、

「魔法体系についてはまたどこかで詳しく……!」

とも言いました。
遅延に遅延を重ねました。

熟成です。

設定は寝かせるほど味とかコクが出るんです。
(Xの方で解説済みだったりするのですが)


……いつやるんだよ。


というわけで今回は!

二度も先送りにした宿題を、第二十三回にしてようやく回収していこうと思います!


そういうことにしてください。

作中でアリアちゃんたちが当たり前のように使っている〈魔法〉について、ようやく真正面から語っていこうと思います!

そもそも、魔法とは何なのか。

まず、この世界には〈魔素〉と呼ばれるエネルギーが存在します。

空気中にも、大地にも、生物の体内にも、世界のあらゆるところに満ちているものです。

第九回や第十三回でも少し触れましたね。

アビスを通して大陸中を循環し、澱めば魔素溜まりとなり、濃く集まりすぎれば魔物すら生み出してしまう。

アニュラス大陸をファンタジー世界たらしめている、だいたい全部の元凶!

設定上の不思議便利エネルギーですな。

そして、その〈魔素〉に人間の意思や何らかの現象によって方向性が与えられ、実際に動き始めた状態を〈魔力〉と呼びます。

……と言われても、分かりにくいですね。


水そのものが〈魔素〉。
流れ始めた水流が〈魔力〉。


厳密には違う部分もありますが、ざっくり言えば、そんな感じ!イメージです。イメージ。

作中の人たちも、いちいち区別して話すのは面倒なので、大体まとめて〈魔力〉と呼んでいます。


専門家同士でもなければ通じればヨシ!
現場猫理論です。


では、その魔力を使って人間が起こす超常現象。
こちらは、大きく二種類に分けられます。

一つが〈属性魔法〉。

もう一つが〈スキル〉。



〈属性魔法〉は、その名の通り特定の属性に属する魔法です。


この世界に存在する属性は、

光、火、水、風、地、闇。

以上の六つ!


まとめて〈六大属性〉と呼ばれています。

我らが主人公アリアちゃんは、火と闇。

ガロードは風。

ジーンは光と水。

ニーコは光と地。

……こうして並べると、〈ジョーカー〉だけで六大属性が全部揃っていますね。

ただし、同じ属性に適性を持っているからといって、同じ魔法が使えるわけではありません。

たとえば、同じ光属性を持つジーンとニーコ。

ジーンは光を屈折させ、姿を消す〈ミラージュ〉や照準用のレンズを作ります。

一方のニーコは、壊れた肉体を修復する治癒魔法が得意です。


属性は同じでも やっていることは全然違う。

火属性だから火の玉しか出せないとか、水属性だから蛇口の代わりにしかならないというわけではないんですね。

属性ごとに何ができるのかというのは属性の『特性


では、もう一方の〈スキル〉とは何なのか。

こちらは簡単に言えば、六大属性のどこにも分類できない力の総称です。



作中で最も身近なのは〈闘気〉でしょうか。

自分の体内で魔力を循環させ、筋力や耐久力、反応速度を高める力です。魔法防御も上がるよ!

剣士が巨大な魔物と正面から殴り合えたり、人間の細腕で魔物の硬い甲殻を斬れたりするのもそのおかげです。


ほかにも、品物の材質や状態を調べる解析や鑑定、念動力的なのとか。人間離れした感覚や、特殊な知覚能力……。

そういった六属性のどこへ放り込んでも収まりの悪い力が、まとめて〈スキル〉と呼ばれています(ゴミ箱扱い)


ですが、ここで一つ疑問が出てきます。

六つの属性に属さない力が存在するなら、それを七つ目の〈無属性〉として数えればいいのでは?

光、火、水、風、地、闇、無。

ほら、七属性。

分かりやすい!

……ところが、この世界ではそうなっていません。

あくまでも、

〈六大属性〉と〈スキル〉。

六属性と、それ以外。

わざわざ別の箱に分けられています。

この呼び分けには、魔法の性能とは別の、この世界に生きる人々の歴史や価値観が関わっています。

ですが、それを説明するには、まだ少々前提が足りません。




また宿題を積む気か!?



積みます。

夏休みシーズンですからね。



設定を知ってから本編を読み返すと、アリアちゃんたちが同じ属性を持っていても、まったく違う魔法を使っている理由が、少し見えやすくなるかもしれません。

それでは皆様、引き続き『自由のアリア』をよろしくお願いいたします!


※〈六精配置図〉の作成には生成AIを利用しています。

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