• 異世界ファンタジー

第九回【世界観設定】アニュラス大陸「肌環境」

読者の皆様、作者の皆様、ごきげんよう!
『自由のアリア』トップオタ兼作者のカラノニジです!

キャラクター紹介で盛り上がってまいりましたが、今回は視点を広げて……
【世界観設定】のお話をさせてください!



先に言っておくが、本編には関係ないぞ!←


帰らないでっ!!


設定という名の妄想を垂れ流します。
脳内で構築されているものなので今後、しれっと変わる可能性もありますでな……。


では、いきます。


皆様、本作の舞台となる『アニュラス大陸』。
この大陸の形を想像したことはありますでしょうか?


アニュラスと聞いてティンときた人は理系……だったり?


アニュラス(annulus)。
数学において、アニュラス(羅: annulus, ラテン語で「小さい環」を意味する)あるいは円環とは、輪の形をした対象、特に2つの同心円によって囲まれた領域である。
(by GEMINI)


……要するに!!
この大陸は、真ん中に超巨大な穴の空いた、ドーナッツ型でございます!


「へー、そうなんだ。じゃ帰るね……」


ちょっと待ってください……!
ちゃんと、ちゃんと理由があるんです。



「なんでそんなファンタジー全開の形してんの?」と思ったそこのアナタ。
これには、この世界の根幹を成す『魔法の源(魔素)』が深く関わっているのです。


作中でも度々出てくる魔素。


この世界の物体は、原子のほかに「魔素による結合で構成された(あるいは混合した)物体」が存在します。
その最たる例が、冒険者たちが日々狩っている『魔物』ですね。


現実世界でも、生物の炭素がやがて石油や石炭になるように、物体を構成するものは常に循環しています。

アニュラス大陸における「魔素」は、その循環のスピードがめちゃくちゃ早いのです。


その理由こそが、このドーナッツ型の大陸構造。
大陸の中心にポッカリと空いた特大の大穴――『アビス』です。


なんとこの大穴、いわば大陸の『呼吸口』のような役割を果たしています。

大陸中に散っている属性を帯びた魔素が、中心のアビスに向かってズズズズ……と吸い込まれていき、円周部でろ過され、無垢な『純魔素』となって再び大陸へブワッと吹き出して循環していく……という、超巨大な空気清浄機みたいなシステムになっているのです!

この流れに乗らない滞留がいわゆる『魔素だまり』というやつですね……。


ちなみに、純魔素がブワッと吹き出すその構造から、アニュラス大陸と命名される前は『アクネ大陸(吹き出物)』という身も蓋もないボツ案がありました。
流石に、ね。


さて、このアビスから吹き出す『純魔素』。
純度が高いなら体に良いのでは? と思いきや、実は生物にとって猛毒になります。

なぜか?
純魔素は、「他の属性を強烈に吸着する」という性質を持っているからです。
つまり、高濃度の純魔素を浴びると、生物の体を構成している属性魔素が無理やり吸い剥がされてしまい、身体機能が崩壊していく……。

これが、本編で恐れている瘴気の正体。

『魔素解離症』という病の発症プロセスなのです。


美しいドーナッツ型の大陸は、命を育むと同時に、常に死と隣り合わせの猛毒を吐き出す巨大な装置でもあったわけですね!


肌環境どうなってやがる!


設定を知ってから本編を読み返すと、「あ、ここの魔物はアビスの魔素の流れに影響されてるのかな?」なんて、ちょっとしたブラタモリ的な楽しみ方ができるかもしれません。

それでは皆様、引き続き『自由のアリア』をよろしくお願いいたします!

3件のコメント

  • エステルちゃんの線画です。しいたけ目かわいいね!
    いいね、感想、お待ちしております!
  • ごきげんよう。
    星がある眼はしいたけ目と言うんですのね。
    勉強になりましたわ。
    エステル様は作画コストが高そうですわねw
  • > 安音りか様
    星が椎茸の切れ目みたいですからねw
    私は一枚のイラスト(人物のみ背景なし)をラフ~完成まで描くと一枚あたり大体10時間(純作業)かかるのですが、
    こちらのエステルは色塗りまで含めると12時間でした!
    PV記念で慌てて描いたので結構手抜き……ゲフンでしたが、構図やら服装やらを考えながら描くと時間がかかりますね!
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