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第十五回【世界観設定】冒険者ランク「~薬草集めて数百年。気がつくと伝説ランクになってました!?~」

読者の皆様、作者の皆様、ごきげんよう!
『自由のアリア』トップオタ兼作者のカラノニジです!

魔物にランクがあるなら、それを討伐する側にも当然ランクがある!!

というわけで、冒険者の等級について語っていこうと思います!

作中でも出てくる、銀等級だの銅等級だの金等級だのというアレですね!

我らが主人公アリアちゃんは、物語開始時点で〈銀等級〉冒険者。

そしてガロードは、銅等級から銀等級へ昇格したばかり。

さらに、アリアたちのパーティ〈ジョーカー〉が当面の目標としているのが、〈金等級〉パーティです。

では、その等級とは一体なんなのか。

ズバリ!

冒険者の実力と信頼度を示す、ギルド公認の階級制度です!

……強さランキングじゃないの?

と思ったそこのアナタ。

半分正解で、半分不正解です。

もちろん、冒険者ランクというものには本人の強さ……戦闘力が大きく関わります。

弱い冒険者が高ランクに上がることは基本的にありません。

ですが、冒険者ギルドが見ているのは、単純な戦闘力だけではありません。

依頼達成率。
受注した依頼の難易度。
ギルドへの貢献度。
依頼人からの信用。
地域社会への影響。
問題行動の有無。
そして、どれだけ高難度の仕事を任せられるか。

そうした要素を総合して、ギルドの審査によって昇格が決まります。

つまり、冒険者ランクとは、

「こいつはどれくらい強いのか」

だけではなく、

「こいつにどこまで責任ある仕事を任せられるのか」

を示す指標でもあるのです!!



だから、簡単な依頼をひたすら数多くこなすだけでは、高ランクには上がれません。


炭鉱でお守り掘ってたらHR999!


……とはならないわけですね。


悲しい。


では、冒険者ランクを下から順番に見ていきましょう!

◇ルーキー

登録直後の冒険者です。

いわゆる仮登録状態。

暗灰色の仮プレートが発行されます。

最低限の活動実績が確認されれば、すぐに〈石等級〉へ昇格します。

ちなみに、冒険者として本格的に活動するつもりがなくても、身分証明のためだけに登録する一般人もいます。

四大国共通で使える身分証。
便利!!

◇石等級

駆け出し冒険者です。

プレートは明灰色。

冒険者としての活動に慣れ始める段階ですが、死亡率も高いとされています。

何事も「自分は意外とやれるのでは?」
そう思った頃が一番危ないですね。

南無。

◇鉄等級

一人前の冒険者です。

プレートは黒鉄色。

全体の中でもボリュームゾーンにあたる階級で、冒険者と言えばこのあたりを想像すると分かりやすいかもしれません。

依頼をこなして生活はできますが、余裕があるかと言われると、かなり怪しい。

装備の維持費。
宿代。
食費。
ポーション代。
移動費。
情報収集費。

何かと金がかかるので、稼いでも稼いでも財布が軽い。

冒険者とは、夢とロマンと請求書の職業なのです。

◇銅等級

中堅冒険者です。

プレートは赤銅色。

ここまで来ると、ようやく安定した生活が見えてきます。

依頼の幅も広がり、周囲からも「それなりに腕の立つ冒険者」として扱われるようになります。

本編開始時点のガロードは、この銅等級ですね。

安定して稼げるようになる一方で、受ける依頼の危険度も上がっていきます。

◇銀等級

一流、熟練、あるいはそれに匹敵する実力を持つ冒険者です。

プレートは銀色。

我らがアリアちゃんの等級ですね!

銀等級は、全体で見れば上位に入ります。
素材鑑定の一部が無料になったり、依頼を優先的に受けられたりと、様々なギルドのシステムとサービスの恩恵を受けられます。

ただし。

銀等級になると、良いことばかりではありません。
高い信用には、高い責任が伴います。

銀等級以上の冒険者には、ギルドからの〈勅命依頼〉を受ける義務が発生します。

はい。

一章でアリアちゃんがガロードを押し付けられたアレです。

自由を求めて冒険者になったはずなのに、ランクが上がるほどギルドから逃げられなくなる。

皮肉ですねぇ!!

銀のプレート。

それは誇りであり、信用であり、同時に首輪でもあるわけです。

◇金等級

上級冒険者です。

プレートは金色。

ここまで来ると、もはや一般的な冒険者とは別格の扱いになります。

貴族から専属依頼を受けることもあり、国家間の依頼に関わる資格も出てきます。

強さ。
実績。
信用。
判断力。
政治的な扱いやすさ。

そういったものが求められる、本当の意味での上位冒険者です。

アリアたち〈ジョーカー〉が当面の目標としているのも、この〈金等級〉。

ただし、ここで一つ注意点があります。

アリアたちが目指しているのは、「個人としての金等級」ではなく、「パーティとしての金等級」です。

ここ、大事です。

テストに出ます。具体的には次回です。

◇白金等級

有数の実力者です。

プレートは白金製で、白く輝く色合い。

国家からの直接依頼を受けることもあり、戦争時には重要戦力として扱われるような存在です。

もはや冒険者というより、国家戦力。

ここまで来ると、名前だけで周囲がざわつくレベルですね。

◇魔銀等級

世界でも数名しか存在しない、国家最高戦力級の冒険者です。

プレートは魔銀……ミスリル製で、銀虹色に輝きます。

もう響きが強い。

ファンタジーにおける強い金属の代名詞!

この等級になると、もはや一個人でありながら、国家の戦略に影響を及ぼす存在になります。


◇金剛等級

オリハルコン。つまりは伝説級です。
過去の偉人などが該当する、実質空位の等級。

プレートは存在しません。

なぜなら、現代でこの等級に到達している冒険者はいないからです。

歴史書や英雄譚の中で語られるような存在。
つまり、ここまで来るとランクというより称号に近いですね。



以上、
ルーキー→石→鉄→銅→銀→金→白金→魔銀→魔金
の九段階でした!

ルーキーと魔金は実質無しなので、冒険者としては七段階ですかね。

冒険者ランクとは、ただの肩書きではありません。

強さ、実績、信用、そして責任。
そして、時には自由を縛る首輪。
すべてを刻み込んだ、冒険者たちの生きた証なのです。

それでは皆様、引き続き『自由のアリア』をよろしくお願いいたします!

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