• 異世界ファンタジー

第十六回【世界観設定】パーティ「パーティ組んだらハーレムがうんたら 」

読者の皆様、作者の皆様、ごきげんよう!
『自由のアリア』トップオタ兼作者のカラノニジです!

さて、前回は冒険者ランクについてお話ししました。

そう、個人としての冒険者ランクです。

ですが、冒険者にはもう一つ、大事な制度があります。

それが、パーティ制度です。


追放されたり、ハーレム作ったりするやつですね!!(ちがう)


コホン。

冒険者は個人でも活動できますが、複数人で〈パーティ〉を組むこともできます。


ただし、ここで注意。

仲間内で勝手に、

「俺たち、今日からパーティな!」

と名乗るだけならタダです。

無料です。

友情価格です。

ですが、その場合、ギルド上ではあくまで個人個人が協力して依頼を受けている扱いになります。

手続きも、報酬処理も、責任も、基本的には各個人ごと。

一方で、正式にギルドへパーティ申請を行うと、登録料を支払い、パーティとしての登録が行われます。


ギルド、意外とアコギなのでは!?

……と思うかもしれませんが、これには理由があります。

正式登録されたパーティは、ギルド上で一つの『法的個人』として扱われます。

↑これ重要。


依頼の共同受注手続きやら、報酬分配やら、責任所在やら。
これを一括して〈パーティ〉が一人の法人格として担うことになります。

いわば、冒険者版の会社や組合登録のようなものですね。


『会社を作る(設立する)には、形態(株式会社か合同会社か)や手続き方法によって異なりますが、実費として約6万円〜25万円程度が必要です。』(by Gemini)

ほーう……じゃあ3,000ガルドの登録料はちょっと高いかな~くらいですね(適当に決めたけど)。



正式登録されたパーティには、個人ランクとは別に〈パーティランク〉が与えられます。

ランクは個人と同じく実質七段階!
石等級~魔銀等級までですね!!

パーティとして依頼をこなし、実績と信用を積み上げていくことで、パーティランクが上がっていきます。

ここで大事なのが、

パーティランクは、メンバー個人のランクを単純に足し算したものではない

ということです。

個人で銀等級の冒険者が一人いるからといって、そのパーティが即座に銀等級になるわけではありません。

逆に、個人では銀等級止まりの冒険者たちでも、チームとして金等級冒険者に匹敵する成果を出せると認められれば、金等級パーティになることがあります。

つまり、パーティランクとは、

「この集団を一つの冒険者として見た時、どれくらいの仕事を任せられるか」

を示す等級なのです。

戦闘力だけではありません。

戦闘力も含め、依頼達成に向けた総合力が評価されます。

つまりは信用です。

銀等級を二人を有するアリアたち〈ジョーカー〉に足りていないのは、ここですね……。

ですが!パーティ制度の強みはまさにそこでもあります!

個人では届かない高位依頼にも、チームとしてなら手が届く。

一人では金等級に届かない冒険者でも、仲間と組むことで、金等級相当の働きができるかもしれない。

これが、アリアたち〈ジョーカー〉が目指している道です。

ただし、勘違いしてはいけません。

銀等級パーティと、個人の銀等級冒険者。

どちらがすごいかと言えば、基本的には個人で銀等級の方がすごいです。

なぜなら、個人等級はその冒険者本人が単独で積み上げてきた実力と信用の証だからです。

一方、パーティランクは、あくまで集団としての総合評価。

チームとしてなら銀等級相当の仕事ができる。

でも、個人個人が銀等級の実力を持っているとは限らない。

ここを混同すると、話がややこしくなります。

つまり、

個人ランクは、その人自身の信用。
パーティランクは、その集団全体の信用。

そう考えていただければ分かりやすいと思います。

アリアちゃんは個人で銀等級。

ガロードは銅等級から銀等級へ昇格。

そして〈ジョーカー〉は、パーティとして金等級を目指している。

この違いを知ってから本編を読み返すと、アリアちゃんがどれだけ上澄みなのか。
ガロードの昇格がどれだけ重要なのか。
そして、〈ジョーカー〉が金等級パーティを目指すことが、どれだけ無茶で、どれだけ現実味を帯びた話なのか。

少し違って見えてくるかもしれません。

それでは皆様、引き続き『自由のアリア』をよろしくお願いいたします!



*こちらのイラストは生成AIを使用しています。

アネットさんがこの可愛さで結婚できないのが、この世界最大の矛盾かもしれない……、

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