「童話 秘密」を含む小説

【書籍化決定】第6回HJ小説大賞を受賞しました！ 世界を侵食する領域。突然現れ、突然広がるその領域の中には、想像を絶する世界が広がる。 歪になった世界。人も、建物も、動物も、草木…

アリスは、ずっと憧れていた冒険者となった。 それは、冒険を楽しみたいという気持ちもあるが、自分の本当の家族を探すためだった。 アリスは、それから自分の背中を預けれる仲間たちと出会…

森に迷い込んだ赤いずきんの少女と、気まぐれに助けた森の狼。そこから誰も知らない秘密の逢瀬が始まった。 人間と狼。信頼と思慕。決して交わってはいけない存在。許され得ぬ恋が静かに、…

ある北国は一年も冬が続く異常事態へ陥り、その小さな村に住む少年アルピは内心近々、 この厳しさすぎる環境ゆえに、前から何度も多々ノロマだの役立たずだの悪口を、口々に 散々吐かれ続け…

【1話1000文字未満の読み切りで、10話で完結です】 たぬきのたぬたぬくんは小さなたぬきの子。 がんばりやさんです。 化けたぬきたちがすむバケバケの森から人間をまなぶために人…

サンタなんて、いるわけない。 そう思っていた僕たちは、雪の降る街で“見えない贈り物”に出会った。 ひとりぼっちの女の子。 当てもなく街をさまよう男の子。 そして、誰にも見え…

舞台は千年建国祭を祝う王都。 その建国祭の目玉として、建国以来王宮に存在し続けていた『開かずの間』を開錠する事になっていたのだが、大陸中から集まった高名な魔法使い達が挑戦しても失…

毎日新鮮な卵を売っている卵売り、ある夫婦がそんな彼の秘密に迫る。

雪深い山里に暮らす老夫婦のもとへ、ある夜ひとりの娘が訪れる。 「つう」と名乗った娘は、夜ごと機を織り、見たこともない美しい反物を生み出していく。 けれど、娘の身体は次第にやせ細り…

冬休みになったばかりのとあるクリスマス。 少年は、庭に植えられた一本の木にツリーハウスを建てた。 冬休みになってから、ツリーハウスに友達を誘うたび、木はどんどん大きくなっていくが…

『不思議な国のアリス』を愛する男子高校生、茨聖太郎（イバラ・ショウタロウ）はひょんなことから不思議な本を買ったその帰り道に謎の敵に襲われてしまう。 しかし、そんな彼を救ったのは不…

「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰？」 世界中で語られるこのフレーズの向こうには、もう一つの恋物語がありました。 お后様に幸せになって欲しい魔法の鏡と、鏡に甘えたいお后様の日常です…

主人公の女の子のアナベルは 初めて木彫りの箱を作りました。 出来上がったときの　瞬間は　幸福感に　満ち溢れていたのです。 あまりにも　できあがりに　感動して　抱きしめるほど。 そ…

この世界は何もかもあべこべでした。 そう、例えるなら おとぎ話の女の子が男の子になっているような。 何でもありな夢の世界だけど、 それ以前になんだか様子が変なんです。 君が…

あらすじ 彼女のその一言は自分の現状を理解させるには十分すぎる言葉だった。女神の宣告から始まる物語 荒廃した世界の話です。ここはかつて樅《もみ》の木の原生林だった場所でした。そ…

私、ターシャ・オクレールはこのたび無事に結婚し、公爵夫人となりました。 ……ところが、最近の悩みはと言えば――やはり夫であるステファン様のことです。 ちょっとした提案をしただけ…

ある日、ユウくんはママに「どうして苗字があるの？」とたずねます。 山や川、森、そして仕事や暮らしにちなんで生まれた苗字の話に、ユーモラスな想像がふくらんでいきます。 けれど――も…

連合国家《日ノ本》。 この国には、かつて語られた“童話”が、今もなお“力”として残っている。 人々の感情が霊脈に触れたとき、地に力があふれ、 英雄のように語られた者には、“伝承…

妖精たちが祝福する、小さなふたりの永遠の約束 春の野原、妖精の国に迷い込んだ小さなふたり。 「ずっと一緒にいたい」という秘密を打ち明けると、 妖精たちは夢のような結婚式をひらい…

昔に投稿した短編が、けっこう溜まってきたので見やすくまとめることにしました。すべて10分くらいで読めるのでなんなりとご覧ください。気が向いたら雑な新作も投稿するかも。 あらすじ…