「和歌」を含む小説

和歌宮が重大な問題の解決を迫られて内裏に戻ると怪異の噂が立っていた。やがて宴の松原で女房の死体が発見される。和歌宮は問題を解決するために乳母子や従兄の恒躬の協力を得て事件の真相を…

「歌いますか？　それともVを辞めますか？」 底辺Vtuberの天上テルは、所属事務所から究極の二択を迫られていた。 同じ事務所に所属する和歌良瀬ルナの歌ってみた動画がバズったこと…

平安時代に転生したと思ったら、そこははなんと『源氏物語』の世界。 奇妙な殺人事件の数々に、令和の大学院生と光源氏が挑む！！ 【あらすじ】 大学への通学途中、トラックに轢かれて…

昭和五十年代の、とある町。 高校一年生の「僕」は、毎朝バス停から病院の時計台を見上げる。 屋上で洗濯物を干す若い看護婦さんは、いつも空を見上げていた。 百人一首の歌とともに、その…

室町時代に成立したかとされる『雲隠六帖』（『源氏物語』「幻」の続編、補作・偽書）のうち、第一帖「雲隠」の現代語訳を試みます。テクストは中世王朝物語全集14『松浦宮物語 雲隠六帖』…

　雪山摩利は大学卒業後、地元役場の地域包括支援センター職員だった。 　「方向性の違い」により退職後、無職となるところを、元利用者の家族からの依頼で住み込みで働くことに。 　その…

詩だったものを、少し背伸びをしながら小説にしてみました。だいぶオマージュを用いております。作品名は以下の「参考文献」に記しました。温かい目で読んでいただけると幸いです。　 (近…

佐山和歌(さやま わか)はクラスでも殆ど目立たない陰キャの女子高生だ。 そんな和歌に、クラスの中心人物である王子様系女子の遠川詩(とおかわ うた)が声を掛ける。 何でも詩はお金…

詩と書いて 志を書きまして 士を描く 氏を弄びて 死に給うかと

日記のような短歌集。 ✧⋅.˳˳.⋅ॱ˙ ˙ॱ⋅.˳˳.⋅ॱ˙ ˙ॱᐧ.˳˳.⋅ ˙*⋅.˳˳.⋅ॱ˙ ˙ॱ⋅.˳˳.⋅ॱ˙ ˙ॱᐧ.˳˳.⋅ ˙✧ 思い出の欠片集めて 繋いだ…

※企画趣旨説明とあとがきは、近況ノートへ移動させました。 たねありけさん自主企画『【急募】月の清掃隊』参加作です。 https://kakuyomu.jp/user_eve…

平安時代の日記文学「蜻蛉日記」を現代語で大胆リライト。 ワンオペ育児中、夫(上級国民)に既読スルーされ続けた妻が、ついに日記に全部書く。 千年たってもまだムカつくから、今回はネ…

私にとって初孫の和歌。 生まれてすぐに、乳幼児突然死症候群になり、自発呼吸も、意識があるのかさえもわかりませんでした。 ただ心臓が動いているというだけだった彼女が、どう成長し、ど…

また古語で詠む、始めました。今度はゆっくりとマイペースでやっていきたいと思います。

百人一首って、ただの古典だと思ってた？ でも読んでみたら、めちゃくちゃエモい。 千年前の恋も、嫉妬も、別れも、まるで今の私たちのことみたい。 そんな和歌たちを、現代の…

平凡な日常を送る澪の前に、 ある日突然、異世界の王子レオンが現れた。 彼は「澪を守るために来た」と言い、 そのまま彼女の部屋に居座ることに…。 （ですが、格調高い？作…

『人は城、人は石垣、人は堀 情けは味方、仇は敵なり』 軍学書『甲陽軍鑑』を紐解くと、一首の和歌に出会う。 『甲斐の虎』と恐れられた戦国最強の武将の一人、武田信玄の信念が込められ…

鬼神会（おにぎりかい）による 我思う〜君が代よ〜から続ける 自由な詩の創作。 返歌や短歌、和歌、俳句、何でも有りのごった煮です。 そうやって詩を歌い合う参加脱退自由の これは一つ…

（→アプリ無しでも読めます。目次の項目から選べます） キャッチコピーの通りです。 伝統的な百人一首を若者っぽく訳しました。 日本の和歌の魅力を、若者にも年配にも再発見できます。 …

移り行く季節の中で思いを馳せれば 移り行く季節の中で 春のそよ風 夏の熱風 秋の野分 冬の木枯らし 潜在意識の奥底に眠っている遠い記憶 春は春らしく 夏は夏らしく 秋は秋…