「ライトSF」を含む小説

「うわ、昔いた地球防衛隊員だって～」「何だよ、このオレンジの服。ダッセ～！　コスプレかよ～！」 時代と共に忘れ去られた防衛隊。その世界は、ヒーローが姿を消し30年の月日が過ぎてい…

これは表を科学・裏を魔術で支配された『かりそめの現実』の中、『自分にとっての現実』を取り戻そうとする少年と、それを取り巻く人々の群像劇。 ２０１２年１２月。事故で重体になった父の…

(短編・1話完結／10〜15分で読めます) ヒトも外星人も共に暮らすちょっと未来の東京。その片隅にあるバー『銀河の果て』の常連客、斉藤には憧れの女性がいる。彼女は毎週金曜日の決ま…

古来からあった伝承。 その中に伝わる、物理法則を完全に無視した埒外のモノ。 それらを健全な人間社会から遠ざけるため、今日も今日とて異常物品収集管理室は動くのです。

　機械人形と人間とがいがみ合う国の研究所から飛び出した二人の少年がいた。彼らは初めて世界を目の当たりにする。差別されながらも自由を目指す人々、機械人形たちの叫び、そして世界の残酷…

古い戦闘艦を駆使し、傭兵と女性型AIアンドロイドが1000年続く、銀河間戦争渡り歩くがなぜか、女の子が増えて、プチハーレム状態になるも、これまたなぜか、戦争を終結させるまで。【※…

　二千八十一年。地球統一宣言もむなしく、第三次世界大戦がはじまった。一週間で、地球の九割は死の灰に覆われ、人口は十分の一となった。それでも、争いは終わらない。核により突然変異した…

引きこもり気味の青年、木道アイラ（きどうあいら）は久しぶりに外に出ようと新技術の発表会に参加していた。撲滅したと発表されていた生命体『パラサイター』が復活したことによる事変に巻き…

幽霊大好き何も怖くないそんな主人公 雨城 修とオカルト研究同好会の面々が織りなす ライトホラーな日々！

2045年の東京 異界とのトンネルができて異界の生物との交流が始まった世界。 魔術と技術、世界でただ1人だけその力を持った経理部主任、超シスコン兄貴で他の女に興味がない赤嶺冬依が…

　二○二五年、七月四日。代々木公園を中心にトラックが1台ほど入るゲートが無数に現れた。 　人々はそのゲートのどこに惹かれたのか、吸い寄せられる様にゲート入って行き、それから数時間…

本作は〈妖怪×SF×日常コメディ〉をごちゃ混ぜにした短編となります。 以下、あらすじ。 ❖ ある夜、封月茉莉(ふうづきまつり)は目が覚めるとパジャマ姿で街に立っていた。 普段…

時は2309年。人類は新たなエネルギー源、コールドⅡを元に“着る宇宙船”ARKを開発した。ARKのパイロット・エンジニア養成施設セルシウスガーデンに舞う宇宙の翼達、纏う資質は“熱…

遥か昔、「神」を利用して祈りをエネルギー源に変えた〈エーテル文明〉。 しかし神の暴走により、すべての宗教と祈りは“禁忌”となった。 いまや祈りを口にすることさえ、国家によって死刑…

強く妄信する観測者によってこそ、波束は収縮し、世界が特定の現実に逃避する。

昔、クラッキングのせいで捕まったコードネーム「ダンテ」は、日本の機密諜報機関で働かされている。 表向きは有限会社のスタートリガー社大阪支部で、仕事ばっかりの退屈な毎日を過ごしてい…

「よし、決めたわ！わたし、世界を滅ぼすわ！」。突如現れたのは、白いセーラー服に身を包んだ自称「月のお姫様」だ。彼女は僕を、世界を滅ぼすという奇妙な計画に誘う。異様な日常が始まった…

短編集です。軽い不思議なお話が詰め込まれています。 色と形が不ぞろいなので、花束にするにはちょっとだけ不格好かもしれません。

人類の住めない世界、アウトランド。 それを通って荷物を届けるのが配達人――クーリエ――である。 クーリエの少女、ヒナ・ミナトの持ち物は、父親から受け継いだバイクと拳銃。 ヒナは…