「友人？」を含む小説

弁護士として日々忙しく働く晶。 金のないオカマ探偵の凛太郎を家に住まわせてルームシェアをしていた。 そんな彼女がいつもの残業続きの帰り道に拾ったのは“ビーチサンダルにアロハシャツ…

※現在、「第6回ベリーズカフェファンタジー小説大賞」にエントリー中の作品です 「せ、責任は取る！」 「いえ、あなたと私って何もなかったですよね？？」 薬師のアシュリー・モート…

来年中に自己出版予定の18歳。（高校3年生） 母はドラクマ銀貨、父は東海道中膝栗毛、兄はへのへのもへじというごく一般家庭で生まれ育つ。 幼稚園時代に40度超えの高熱を出したものの…

　地元の家電メーカー・天の香具山に勤務する20代後半の男性・古城真織は幼い頃に両親を亡くし、それ以降は父方の祖父母に預けられ日々を過ごしてきた。 　だけど、祖父母は両親の残した…

　指名手配中の友人が家にやってきた。 「いやまじ匿ってくれ」 　そう言いながらドカドカと上がり込んでくるものだから取り敢えずビールとベーコンを出してやると「ありがてぇありがて…

俺は、片思いしている幼馴染がいる。彼女は俺に手作りの弁当を作ってくれたり、一緒に登下校をしてくれる。だが、登下校の間ではほとんど喋らないし、教室でも喋らない。彼女は俺の事が好きな…

“俺たちは皆が勝者、負け犬なんかに構う暇はない”──QUEEN/伝説のチャンピオンより 　成谷奏鳥(なりやかなと)はごく普通の進学校に通う、普通の高校生。しかし彼には夢があった…

ある日、高校生の宮原陽介の目に不思議な力が宿る。覗いた者の命を奪う力で母親と友人を失ってしまう。その目を狙う怪しい人物も現れて…

　主人公である【巳洞宗吾(みどうそうご)】は、今年の春から大学一年生。 　将来の夢などは特に無く、母の病気を治すために高卒で何か職に就こうと思っていたが、最低でも大学へ行けとい…

【あらすじ】 ​「はっきり言おう……俺は天才だ」 ​偏差値51の平凡な高校に通う冴永動示（さえなが どうじ）は、哲学の古典『過程と実在』を読みこなす自称・天才。将来の夢はニート、…

文学フリマ東京41で出展した作品になります！二万文字程度の短編ですのでお気軽にどうぞ〜 大晦日の神社で働いていた主人公・すずねは、お社に祀られていた壺を割ってしまったことをきっ…

ある日トボトボとお参りに行った9歳の少年ゆうたは、賽銭をコソコソ拾う怪しげな老人に出会う。悩みを持つゆうたを、神を名乗る老人が優しく導いてゆく。

世界を旅するルーン島。 その中心にそびえる白亜の城――ルナセリア魔法学校。 私はそこで初めての、そしてかけがえのない友人たちと出会い、魔法と歴史に満ちた学び舎で“自分の物語”…

私……主人公。語り手。 Ｋ……｢私｣の友人 Ｓ……ヒロイン Ｂ……男性教師。管理教育の象徴

　三年前の航空機事故が原因で母を失った有理は、高校を中退し、父と一緒に深川に引っ越しをした。大学進学をした夏、同級生の寛と話し込んでいた社会人の宙を見かけ、有理はその姿に見とれる…

第一部『椿ノ首』――一九八〇年代前半。 　講談師・幽玄亭灯心は、ある日隣家に住む若者清花家椿太と師である春桜が言い争いをするのを目にする。大事な一門の落語界を二日酔いのために欠席…

沙月は、誰からも嫌われないために、 誰よりも思いやり深くふるまう少女だった。 ヒステリー持ちの教師の機嫌を取り、 クラスの揉めごとをひとりで背負い、 友人たちの“困りごと”をい…

幼い頃から病弱だった友人・綿音を亡くして以来、薊蓮は彼女の遺髪を肌身離さず持ち歩いていた。 「ずっと愛して。私が支えるから」——綿音の遺言は、やがて呪いのように薊蓮の心を縛って…

長年の友人、友也と健斗。 友情とそれ以上の想いの境界で揺れながら、二人は日常の中で少しずつ互いの存在の特別さに気づいていく。 言葉にならない心の距離、すれ違う感情、そしてほんの一…

2016年10月21日、インターネットは「沈黙」した。Twitter、Spotify、Netflix、Reddit、Amazon……世界中の主要サービスが一斉に繋がらなくなった。…