「山 妖怪」を含む小説

自然が好きな高橋幸樹は友人の山崎宗助と山へ登った。そこで鈴の音を聞く。

主人公　川邊陸（かわべ　りく）が鈴鹿山脈へ山登りへ。 頂上まで行き下山しようとしたが、途中で山の中で遭難してしまう……。 降りる道を探すが、希望の光を見つけることができず、途…

12歳の小学六年生、ゆかりは花の絵を描くのが趣味の女の子。 クラスにあまりなじめない中、まわりの人よりも画力が劣っていること、少し前に『変な絵』と言われたことを気にして、絵が描け…

♥1.0K越え応援有り難う御座います。 姥棄て山、楢山に捨てられた老婆、別れ際に孫に励まされ約束した「どんな事をしても生き延びて！」 の言葉を励みに、妖怪山姥となりながら生き延び…

時は現代、日本の何処かの山の麓。遥か昔から生きる狐の神である「お狐様」とお狐様が祀られている神社を配下筆頭として先祖代々管理し、守護する役目を担う「百目鬼の一族」が住む建物があっ…

そこは須磨支店の『出張所』扱いでした。 須磨の御大尽からの希望で置かれたという 話でしたが、海に近い須磨よりも寧ろ 六甲の深い山中にあるという。 そもそも、何故あんな山深い場所に…

猿河童は山頂あたりに住んでいて、周りの者に忌み嫌われていた。近づいてはいけない、あれは妖怪猿河童なのだと。同じ山に住む少年深志はわけあって山を登ることになる。そこで妖怪猿河童に会…

８２７年、京都にて大地震が発生。地下深くにある常夜《とこよ》で、あってはならぬ事が一人の人間により引き起こされてしまう。 地震と時を同じくして西海道《さいかいどう》にある鬼界山《…

絵美は京都大震災を思い出していた。 気づけば周囲は瓦礫の山で人の死体も 沢山見える。子供の様な黒い存在。 それが吠えると大地は揺れ動いた。 絵美は確信していた。 あれは自然災害…

異世界【シェンラ】──それは、神と妖怪と人間が争い続ける混沌の地。 数千年前、かつてこの世界に栄えた妖怪の王国「禍月（まがつき）」は、天界より遣わされた神々により滅ぼされた。妖…

登場人物 ルナ　黒猫。雨の日に傷だらけで死にかけていたところを海人によって助けられる。いつか恩返しがしたいと願っている。 華月（かげつ）　ルナの人型になった時の名。名付けは海生。…

怪談師なかよしのネタの怪談を思いつくままに書き記した随筆集 私が実際に体験した六甲山の怪

時は戦国、妖魔を退治する女剣士、蒼がいた。彼女は人を喰らう妖魔の話を聞き、退治せんと山へと向かった。だが、そこで目にしたものは、大量の死霊と、霊と心を通わせる一人の童であった。

女子高生の朝日千尋が厄介な友人の頼み事によって山で“土蜘蛛”と出会う話

　八尾マコトは現代を生きる妖狐である。 　幼少期は仲間と共に山で暮らしていたが、妖狸との縄張り争いに敗れたことにより、逃げ落ちた人里で人間としての生活を余儀なくされた。 　そう…

時は戦国時代、備後の国。 たたら製鉄の盛んな村に、マキという美しい娘がいた。 マキに言い寄る男たちは山ほどいたが、「想い人がいる」と袖にしてしまう。 怪訝に思った乳母は男の袖に針…

　麻美は、友人の玲、圭佑、昇とともに地元の山である雪白岳にトレッキングに来た。目的地は山の途中にある展望台。 　天気に恵まれ、四人は景色を写真に収めながら展望台へと進んでいく。 …

「私」は職場の同僚で営業事務の戸倉さんから、幼少期に四方守山でツチノコを見たという話を聞かされる。しかし、彼の祖父が言うには「四方守山いる怪異は狼のはず」らしく…… 書き終えて…

恐山の変異を経て、九尾の力を覚醒させた少女・小野瀬藍と、彼女の「使い」となった元自衛官の叔父・隆之。二人は霧深い港町・霧崎町の山奥にある霧隠九尾稲荷神社に身を寄せ、隆之は神主、藍…

過労で疲れ切ったサラリーマン・吉岡は、高野山の麓にある古びた宿坊「無量光院」に迷い込む。帳場の女は顔がなく、宿の主人・玄海は大正時代から時が止まったままの僧だった。夜ごと現れる無…