「なんで？ 短編」を含む小説

味噌ラーメンを食べてたサラリーマンがいつのまにか塩ラーメンの店に異世界転生するお話。 「まさか、この俺が！？塩ラーメンを！？」と最初は受け入れられないオッサンだが…

――ツヴェリンゲってさ、結構人間嫌いだよね。 彼奴はただぽつりとそう言った。 ツヴェリンゲとは、彼奴が使うAIの一つである。 それ故に、人に対して好き嫌いはないはずなのだ。 人…

君が嫌いな僕の大親友。 気持ちの区別。 本当の想い。 全てが混ざっていく。 （縦読みがおすすめです）

とある女性が、死んだ幼馴染に向けて綴った回想の一節です。 なんで君は死んだのか？ なんで写真が嫌いだったのか？ 拍手の音を本当に聴いたことがあったのか？ 主人公が理由を探して…

この世界では十五歳になると自然にスキルを身に宿す。 そのスキルによって人生が上手くいくことが確約される者もいれば、その逆も然り。 そんな時代に、とぼとぼと、重い足取りでダンジョ…

SFとか哲学とかそういうのが好きなの。 僕が書く理由なんてその程度のことだけど、それが幸福における合理性だと思うんだ。

痴漢冤罪で人生崩壊した男と、実家暮らしフリーター女。

お客さん、遠いところからはるばるよく来たね。 あぁ、そうさ。あそこに見えるのが、この町の一番の名所の橋さ。 なんであの橋は、有名なのかって？ あぁ、それはね。 あの橋にはこん…

クラスメイトの三澤さんは、男女問わず誰とでも仲良くなれる、コミュ力カンスト女子だ。 そんな三澤さんだが、僕が話し掛けた時だけは、いつも赤面しながら無口になってしまう。 初めて三澤…

将来の夢は歌手！小さい頃からずっとそうだった。 しかし、進路調査票に「歌手」と書くと、先生に何度も否定されてしまう。 なんで？進路って自由じゃないの？ ——そう思っていた時、助け…

　高校２年生の朝日は、学校祭の準備物を探しに行くため、普段は使われていない旧校舎の倉庫へ向かった。 　しかし倉庫のドアが老朽化していたせいで、朝日は運悪く中に閉じ込められてしまう…

パパ活したらおじさんがロリィタ服を着てやってきた!? なんで私？確かに私も昔は着てたけど、もう着る気はないっていうか……。 え？　双子コーデをしたいから一緒に着よう？ ちょっと待…

創作〜実話まで色々なホラーを聞いているニンゲンに届いた手紙の内容です

新高校一年生になる日、腐れ縁の幼馴染を迎えにいったらその幼馴染が高校デビューしていて、主人公の好みド直球な姿になっていたお話です。

　　一発屋化した作家、田稿　綾芽　たこう　あやめは、 　また本を出そうと試行錯誤し、ネット小説サイトに小説を投稿し始めるが、そのPVは——12。 　やけになって外に遊びに出た…

新しい部屋に引っ越した夜、咲良はベランダで空を見ていた。 「月がきれいだよ」と彼に宛てたメッセージは送信しなかった。 なぜ宇宙をコスモスというのか、彼とそんな話をした日のことを咲…

：【1分で読める創作小説2025】 差し出された手。 その手を掴むまでの5秒間。 自身の「手に導かれて」のリライトです。 テイストを変えてあります。内容は一緒ｗ

「狐の嫁入りって、狐がかわいそうだよね」 　二人で一つの傘をさしながら、彼に私は言った。 　夕茜が私たちを照らして、それでも雨は降っていた。 「お嫁に行くときは絶対に雨が降…

　どこまでも救いがなく、読後感最悪です。なにひとつすっきりしないバッドエンドです。 　「無垢なものの非業」という、誰一人全報われない物語なので、バッドエンド好きな方以外は推奨しま…