概要
——月の光とは、なんとも心地よいものじゃのう。お主もそう思わんか。
「ヨミさま……月が綺麗な夜にまた来るよ」
満月の夜、洞窟から届く謎の思念――〈私は、ここにいる〉
その声の主は、何世紀も月の光で霊力を保ち続けた伝説の霊蛇・世巳〈ヨミ〉。
戦や人々の誤解に翻弄され、岩戸に身を閉ざしたヨミと、それをただ見守るしかなかった一人の少年 夜見〈ヤミ〉。
やがて再興されたツクヨミの地で、忘れ去られたはずの想いが現代に蘇る。
今宵は満月、さて、あなたは霊蛇の声を聞くことが出来るだろうか——
本作は、カクヨム主催の、「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテスト の応募作品です。
このコンテストでは、課題文となった短編小説「蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように(序章)」(著・成田良悟 氏)の続きを募集するもので、本作はその趣旨に沿って作成されました。
お時間のある方
満月の夜、洞窟から届く謎の思念――〈私は、ここにいる〉
その声の主は、何世紀も月の光で霊力を保ち続けた伝説の霊蛇・世巳〈ヨミ〉。
戦や人々の誤解に翻弄され、岩戸に身を閉ざしたヨミと、それをただ見守るしかなかった一人の少年 夜見〈ヤミ〉。
やがて再興されたツクヨミの地で、忘れ去られたはずの想いが現代に蘇る。
今宵は満月、さて、あなたは霊蛇の声を聞くことが出来るだろうか——
本作は、カクヨム主催の、「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテスト の応募作品です。
このコンテストでは、課題文となった短編小説「蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように(序章)」(著・成田良悟 氏)の続きを募集するもので、本作はその趣旨に沿って作成されました。
お時間のある方
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!時間ごときで消えては失くならない約束を君へ
月読峠で見つかった巨大な蛇の化石。その正体を知るには、とある少年と蛇が交わした約束を辿る必要があり……。
蛇であるとか人間であるとか災いであるとか。
変えられない事象がふたりの仲を引き裂くことになったとき。
離れたふたりは何を糧に独りぼっちの時間を生きるのか。満ちる月の光を浴びたときに何を思うのか。
昔と現代とで続いていく時間の流れを、言葉の重なり具合と神話的な側面とリンクするような事柄たちであらわし、今もなお形を変えて残る意思と願いを浮き彫りにする。
序章の世界観をスムーズに繋ぎつつ、蛇の化石という要素を深掘りするような物語には、胸が締め付けられるような想いと健気な愛情が感じられまし…続きを読む