概要
決して償えないこともあると、覚えていてほしい
昨年4月、夫が車同士の事故に遭った。
夫が何も悪くないことは、ドライブレコーダーが証明してくれていた。
それなのに相手の男とその妻は、夫を犯罪者のように罵り、事故の負債の一切を保証せず逃げた。
その事で夫は苦しめられ、私も共に同じ苦しみを分かち合った。
そして今年の1月、その結果として私は父の臨終に立ち会えなかった。
後悔はしていない。むしろこの1年足らずの間、関わったあらゆる人々と良い関係を結び、信頼と愛情に満たされていた。
自分がどれほど幸せかを知っている。
それでも父を見送った今、あの事故のことを思い出し、自らの罪を夫に被せ苦しめた彼らを、決して許してはならないと思っている。
夫が何も悪くないことは、ドライブレコーダーが証明してくれていた。
それなのに相手の男とその妻は、夫を犯罪者のように罵り、事故の負債の一切を保証せず逃げた。
その事で夫は苦しめられ、私も共に同じ苦しみを分かち合った。
そして今年の1月、その結果として私は父の臨終に立ち会えなかった。
後悔はしていない。むしろこの1年足らずの間、関わったあらゆる人々と良い関係を結び、信頼と愛情に満たされていた。
自分がどれほど幸せかを知っている。
それでも父を見送った今、あの事故のことを思い出し、自らの罪を夫に被せ苦しめた彼らを、決して許してはならないと思っている。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!傷を負った魂しか叫べない言葉がある
なんという理不尽。
心というのは薄い卵の殻に包まれているのでは? という弱さなのに、その殻が弱っていたり、すでに別の要因で無くなっていれば、ダイレクトに悪意の毒を浴びて大きな傷を負うもの。この作品は現実だからこそやりきれない負の連鎖の記録と、それでも家族の絆やお互いを思いやる愛で転がり落ちることなく踏み止まる姿が描かれています。
生々しい現実の出来事の記録は胸に迫るものがあり、起こってしまった出来事に対して一読者には成すすべがなく無力感に苛まれるのみですが、このような傷を作る側になってはいけないという決意の心も生まれてきます。
ノンフィクションかつ胸が苦しくなるような内容ですが…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その悪意や理不尽に晒されても
夫が交通事故に遭ってしまったり、筆者様の父親が亡くなられたり。
辛いこと、理不尽なこと。生きている限り、どうしてもその身に降りかかることはあります。
そんな時も笑っていようなんて前向きなものでなく、率直に恨み言や苦しみも記されています。
そして、喪失を伴ったからこそ気づいた、幸せについても。
人生は辛いことばかりだから、この世の輪廻から逃れようという考えが、仏教だったりヒンドゥー教だったりの考え方だったように思います。
それはある意味では、事実のように感じます。
ただ、その辛さも、恨みも、嵐の如く暴れまわった後、いずれは収まることを、筆者様も知っている。
傷は消えないとしても、…続きを読む