概要
「正しさだけが、正解とは限らない」
これは、正しさを武器に生きてきた少女が、人との関係、信仰、政治的思惑、そして戦争の現実に翻弄されながら、感情と居場所を再構築していく物語。章ごとに異なる人物の視点から描かれる群像劇として、ひとつの選択が他者の運命をどう変えていくのか、そして「正しさ」とは何かをそれぞれの立場から模索していく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!国家・軍・個人の狭間で葛藤する思い──重厚な大人向け戦記
戦うこと、生きること、個人、軍、国家、宗教。
本作は、それらを真正面から描いた、本格的な戦記作品です。
主人公は、士官学校を首席に近い成績で卒業した天才軍人。しかしある出来事をきっかけに、幼い姿へと変わってしまいます。
身体能力も社会的立場も失われた彼女は、自分に出来ることを必死で考え、様々な取組を行い、軍人としての職務を続けていきます。
その過程で彼女が知るのは、今まで彼女が立っていた立場とは違う立場から見る、戦場の姿でした。
国家と軍の合理、政治の判断、そして兵士が消耗される構造──
「何のために戦うのか?」という問いに向き合わざるを得なくなります。
シリアスなテーマを…続きを読む