良いですね~~~「転生」×「サスペンス」!
中々無い設定なんじゃないでしょうか!
転生直後の混乱をテンポよく処理しつつ、原作知識が曖昧という縛りを入れているので、安易な主人公無双にならず、ちゃんとサスペンスが立っています。
さらに良いのが、キャラの立て方が早いことですね!
ユイのツンデレはベタでも、会話の運びが軽くて引っかからないですし。
また、日常のラブコメ感から、サスペンスの不穏さにスムーズに移行してるところも。
このあたりは、作者さんの場面運びのセンスですよね。そこに尽きます。
軽いノリで入りやすいのに、ちゃんと背中が冷える予感が残る。
作者さんがその温度差を作れているので、ついつい次のページをめくる手が止まらない……そんな作品です! オススメ!!
ブラック企業のサラリーマンが、「金田一少年の事件簿」を思わせる推理漫画の世界に転生するという、ちょっと変わったミステリー。そしてフェリーで孤島に渡り、突然起こる連続殺人というのも、いかにもな感じですが、定番の舞台設定とは言え、やはり盛り上がりますね。
ミステリーだけあって、登場人物はかなり多めですが、事件が起こる前に色々と日常描写を入れており、そこで自然に登場人物の性格をある程度把握できました。
文章は軽快で読みやすいですが、もう少しサスペンスを感じさせる緊迫感があっても良いような気はしました。ですが「漫画の世界に入り込んだ」という設定ですから、これくらい軽めの方が、その設定に合っているのかも知れませんね。
「漫画の世界に転生した」という設定が、今後生かされるような展開が出てくれば、ミステリーと転生ものの合わせ技として、もっと面白くなりそうです。