あなたへ届け
- ★★★ Excellent!!!
主人公である私、細田美玲はその容姿から、何度も男子達から告白を受けていた。そんなある日、机の中にはとある手紙が入っていた。その内容は、放課後に屋上へ来て欲しい、というものだった。
男子からの告白に飽き飽きしている細田美玲は、嫌々放課後に向かうと、そこには一人の男の子が。そして案の定、彼は細田に『付き合ってくれ』というのだが——。
といったお話です。
読み終わって思ったことは、手紙の美しさとその利便性。そして、切なさです。
手紙はすぐには送れませんし、受け取れません。でもそれが、相手の返事を待つ幸せを感じさせてくれると思います。
けれど、それは幸せでもあり、場合によっては辛くもあることなのです。
現代ではほとんど見かけなくなった手紙ですが、このお話はタイトルにもある通り、手紙のお話になっています。
その手紙を巡って、どんな想いが交差するのか、現代を生きる人々にこそ、見ていただきたいです。ぜひ、ぜひご一読ください。