一番イラつくのは、「これAIかも?」と疑わなきゃならない事なんですよ

AI加工による画像が溢れるようになった昨今、画像の信憑性というのは驚くほどに低下してきています。
ネットニュースなどにAI画像が使われていた場合、読者には「記事の内容を元にしてAIが捏造したフェイク画像」なのか、それとも「本物を撮影した写真画像」なのか、素人目には判別がつきません。
これが本当にタチが悪い。

大喜利的なジョークなどで、限られた範囲内でのやり取りに使うのなら、全然問題ないと思うんですよ。
見る側も「ああ、これAIジョークなんだな」という共通認識を理解した上で見るので、身構える必要がありませんからね。

ただ、それが野に放たれた野良画像になると話が変わってくる。
見ただけでは、実在するものなのか、フェイク画像なのかがわかりづらい。
おかげでどんなに素晴らしい画像を見たとしても、一番最初に「これAIで生成されたんじゃないの?」と疑ってかかる必要が出てきてしまい、純粋な気持ちで物事を楽しむということができなくなってしまったわけです。
これが本当にストレスなんですよね……。
しかもフェイク画像を作る側の動機が「単なる承認欲求のため」とか、「ちょっとしたジョーク」という軽い理由で、安易にポンポン作られがち。
いやもう、阿呆のガキかと……。
そんなガキに振り回されるというのも、ひどく疲れる話です。

パンドラの箱はもう開いてしまった以上、こちらもそれ相応に身構えなければなりません。
そんな新時代への警鐘を感じさせる内容のエッセイでした。
今一度お目通しいただき、「現代のネット画像」についてを少し慎重にお考えいただければと思います。