空をエンターテイメントする!!
- ★★★ Excellent!!!
想像してほしい。
空を、エンターテイメントする時代を。
舞台は、移動型惑星。もちろん地球はあるけれど、そこに住む人間は、
地球の『空』やら『雲』やらを知らない……。
ある夜である。
緊急会議が開かれて高坂含む管理者クラスが集められた。
この惑星を運営している『会長』なる人物が、
勝手に空の色を変えようとしているのだ。
それは……オレンジから白く染まる太陽があたりを照らすと、
あおい空が広がり、白い雲が流れる……というものだった。
(エ? ……それって正しいんじゃない? と思った人は腕立て伏せ五十回です)
そう彼らは知らないのだ。青空の正体はオゾン層であったり、
雲の正体は大気の集まりだったりすることを。
知らないまま、白やら何やら合理的な空の下を生きていた……
ということである。
想像してほしい。空をエンターテイメントできる時代を。
……金色の空。緑色の月に、真っ赤な雲が流れ、薄紫の雨が降る……
お、落ち着かねえ……。
ご一読を。