マウント。この浅ましくも熾烈ばバトル。その勝者となるのは一体!?

 見栄。虚飾。それに振り回される人間たちは、なんと滑稽で、そして愉快なことか。

 友人であるステューシーの結婚式へと向かったセレブリア・イーストット。彼女は周囲へのマウントのため、あえてご祝儀に大枚をはたいて見せる。

 これで勝ち誇れるはず……だったのだが。

 対抗するは四大貴族のジュエリー・ウェスタニア、メルカリーナ・サウスタニア、ライツ・ノーザンベルの三人。

 四人はプライドを賭け、あらゆる角度からのマウントの取り合いを始めることに。

 この何とも言えぬ浅ましさと、「そういう切り口が!」と次々と出てくるマウントの多様性がとにかく楽しかったです。

 そして迎える結末、からの更なる意外なラスト。とにかく笑わされっぱなしでした。

 それ以上に気になるのは、サウスタニア家のメルカリーナ。この人は公益で財を成しているとされますが、具体的にどんなビジネス形態を主としているのか。

 やはり、庶民にフリマをやらせて手数料から稼いでいる感じでしょうか。

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