この環境では、もう生き延びられる気がしない……

 天気予報、というかもはや地球の終末が告知されているような……。

 嵐山霙による天気予報が流されます。
 でも、予報の内容を聞いていると、通常の晴れとか雨とかの感じではなく、なんか妙に専門的な「化学な用語」がいくつも登場することに。

 理系畑の作者様ならではの化学知識満載な天気予報。
 つまり、空とか大気に「普段は耳にしないような化学なもの」が溢れているという。

 これは、どうやったら生き延びられるのか?

 そもそも冒頭の「車のボンネットを使えばフライパンで調理ができる」とか言い出している辺り、人が外に出ていい気温じゃない。

 読めま読むほど、「末期」な感じが窺える世界。予報の内容が色々とぶっ飛びすぎていて、途中からそのブラックな世界観にニヤリと頬が緩まずにいられませんでした。

 「天気予報」というものをとても斬新な形で料理したホラーモキュメンタリー。かつてない読書体験が得られます!

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