概要
『商品』として搾取される女性と、人身売買組織を巡る人間ドラマ
元OL、26歳の「令」は、とある事情から月額課金制の裏風俗で働くことになった。
苛烈な調教の結果、作り変えられてしまった肉体、次第に順応してしまう心。マンションの一室に軟禁されて、客を取りながらも生きる彼女の仕事や生活を、断片的に描いた緩やかな短編連作&長編。
第一章 『商品』となってしまったOLの切なく儚い商品日記
第二章 少しずつ蝕まれる心と、壊れかけている仲間
第三章 令の生い立ちと『組織』への入り口
第四章 OL時代の友人との怪しい同棲生活
第五章 フラッシュバックと戦いながら限界状態の商品日記
第六章 崩壊寸前まで追いつめられながらも戦う令と、全ての臨界点。
夢も希望も無さそうですが、「ハッピーエンド確定」です。
※犯罪行為が含まれますが、助長する意図はありま
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!悲しく苦しく、商品として流されて生きる女性の人間ドラマ
これは、かなり重く胸に響く人間ドラマです。
月額課金制の風俗で「商品」として扱われていく主人公の視点が描かれ、次の話を見るたびに胸が詰まります。
ショッキングな題材でありながら、描写が日常の延長としてリアルで、考えさせられます。食事の味がしない、身体が勝手に慣れてしまう――そういう“壊れ方”がとても生々しいです。
それでも読み進めるうちに、主人公が壊れていく理由や、単純な勧善懲悪では割り切れない世界が見えてきます。性格や環境、仕事、タイミング、人間関係など、いろんな要素が絡み合って主人公が形作られていく様が描かれ、胸が締め付けられました。
そして「何を望むかは、その時のその人にしか分から…続きを読む