概要
救う範囲は、俺が決める。動けなくても、この手は届くのだから。
BLACK企業で過労死した男は、異世界で〝世界樹〟として目覚めた。
動かせるのは、枝と根だけ。
歩くことも、声を届けることもできない。
それでも彼は、滅びかけた人類を魔物から救い始める。
枝で魔物を貫き、根で大地を支え、人々に木の実と安息を与えながら。
――だが、世界は単純ではなかった。
人は争い、奪い、裏切る。
そして魔物にもまた、生きる理由があった。
誰を救い、誰を切り捨てるのか。
その問いに向き合い続けた世界樹は、やがて世界そのものを見定め始める。
これは、自由を望んだ一つの樹が、救済の果てへ辿り着く物語。
略称『セカエダ』
※AI非使用です
動かせるのは、枝と根だけ。
歩くことも、声を届けることもできない。
それでも彼は、滅びかけた人類を魔物から救い始める。
枝で魔物を貫き、根で大地を支え、人々に木の実と安息を与えながら。
――だが、世界は単純ではなかった。
人は争い、奪い、裏切る。
そして魔物にもまた、生きる理由があった。
誰を救い、誰を切り捨てるのか。
その問いに向き合い続けた世界樹は、やがて世界そのものを見定め始める。
これは、自由を望んだ一つの樹が、救済の果てへ辿り着く物語。
略称『セカエダ』
※AI非使用です
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!動けない世界樹が、世界との向き合い方を選んでいく物語
過労死した主人公が異世界で世界樹として目覚める、という設定にまず強く惹かれました。人間として自由に歩き回るのではなく、動かせるのは枝と根だけ。自由を望んでいたはずの主人公が、今度はその場から動けない存在になるという皮肉が面白く、序盤からこの作品ならではの個性に引き込まれました。
主人公の語り口も魅力的です。木になってしまった状況へのツッコミや、ログさんとのやり取りには軽快さがあり、思わず笑ってしまう場面も多いです。一方で、その明るさの奥に、前世で失われた時間や、「普通の人生」を望んでいた切実さがにじんでいて、ただのコメディでは終わらない深みがありました。
特に印象的だったのは、主人公が人…続きを読む - ★★★ Excellent!!!動けない最強というインパクト
プロローグのサブタイトルが「過労死」。転生前の主人公がどれだけ理不尽な目にあっているかを示すサブタイなのに、どこかクスっと笑いがこみ上げるシュールさ。
そこから始まる主人公の冒険……? 移動できないので、「冒険」という言葉は相応しくないかもしれないが、確かに彼は「冒険」に匹敵することをやってのける。全力でツッコみながら。
コメディ要素が根底に流れていて、「ログさん」とのやり取りは、この作品における大きな「売り」である。淡々としているようで、ところどころに毒と愛嬌を混ぜてくる。キャラ造形が秀逸だ。
コメディ全開の裏で、世界の危機がじわじわと動いている構成も良く、巻き込まれた彼がツッコミを入れつ…続きを読む