レビューをさせて頂きます(๑•̀ㅂ•́)و✧
こちらの作品はネット上で交流がありつつも、リアルでの対面が無かった男女二人がいきなり異世界に飛ばされるところから始まる異世界錬金ファンタジーです!
剣も魔法も無い現代社会でチャットで交流をして仲を深めていた主人公のアドルとヒロインのミーシャは、リアルでの初顔合わせの瞬間に今作の舞台である異世界に飛ばされてしまうアクシデントに見舞われます。
そこは一転して剣も魔法もあり、当然のように魔物も生息している世界。二人とも強力なスキルを一つずつ神に与えられ、肉体は若返りを得てはいるものの、余分な持ち物は一切持たされていない着の身着のままのシビアな状況からの異世界生活スタートとなります。
二人はそんなきついサバイバルを強いられる状況からでも、現代で積み上げた十分な知識と経験を存分に使って魔物を倒し、物資を蓄え、ヒロインの使う魔法や主人公の使う錬金スキルを着々と磨き上げてゆきます。そしてその過程にこの作品の面白さが詰まっていると感じました。
主人公のアドルは神に与えられたチート級の錬金スキル【複製錬金】を持っていますが、それはこのシビアな世界において魔物や敵対者との戦力差を決定的に覆すものではなく、常に知恵を振り絞り、創意工夫を重ねてそれらの障害を打ち倒してゆきます。
チートスキルで全てが簡単にはいかないからこそのドキドキする展開が生まれ、工夫を持って打破した時の爽快感がたまりません!
そしてヒロインのミーシャは与えられたチートスキルが【異空間保存】と戦闘向きではなく、魔法に適性があるものの、初頭はそれの性能が心もとないので主人公に守られる事が多いです。
でも彼女はそれに腐ることは無く、常に自分に出来ることを考え、また主人公の為にきつい特訓をしてでも自分の力を付けることを厭わない。そんな主人公への愛を感じる行動が読者の心をくすぐってきます。
主人公のアドルもミーシャの事を大切に想っているので、作中にはそんな二人の想いが垣間見える非常に尊いシーンがいくつも散りばめられています。
長々と語ってしまいましたが、そんな尊い関係性を持っている二人は作中で魔物だけではなく、同族であるはずの人間とも対峙し、強大な権力に立ち向かってゆきます。
予断を許さない戦況にドキドキハラハラすること間違いなしです!
こちらのレビューをここまで読んでいただいた転生ファンタジー小説好きの方や、戦闘のある小説は大好きだけど、頭脳戦が好きだからチートごり押し展開はちょっと……と思っている方は是非一話からこの作品の世界に入り込んでみて下さい!きっと楽しめること間違いなしです!
想像してみてください。突然、異世界の深い森に投げ出された二人の若者。手にしたのは、所有物を無限に複製できるチート級の錬金術と、無限の収納空間。
ゴブリンの群れや凶悪な魔物が迫る中、武器を量産し、罠を無限に仕掛けて生き延びるスリル!
ただの力任せじゃないんです。知恵を絞った戦略で敵を翻弄する戦いが、ページをめくるごとにアドレナリンを爆発させる。
物語は、生存編から始まります。犯罪組織を壊滅させる爽快な逆転劇。強敵との激戦を通じて、主人公たちは成長。チートの限界を知り、孤独から絆への移行が心を揺さぶります。
そして、旅立ち編へ。祭りの賑わいや模擬戦の熱気。護るべきものを賭けた戦いが加速。ファンタジーの王道要素を詰め込みながら、心理描写の深みとユーモアが光る一作です。
制限を逆手に取ったアイデア。異世界転生好き、戦略バトルファンにぴったり。読み始めたら止まらない、興奮の連鎖が待っています。キミの冒険心を掻き立てることでしょう。
さあ、迷わずこの世界へダイブを!
絶望的な状況から始まる異世界漂流。ですが本作は、ただのチート無双ではありません!
ITエンジニアの主人公が、魔法やスキルの制限を「仕様」として捉え、泥臭くデバッグしていく過程がたまらなく面白いです。
最初は鍋ひとつ作るのにも一苦労。でも、失敗作の木屑すらも燃料にしてウルフの群れを撃退する第6話の展開には、思わずガッツポーズをしてしまいました。
極限状態の中で育まれる、ミーシャとの大人な信頼関係も最高にエモいです。
剣と魔法の世界を「ロジック」で攻略していく快感。頭を使った本格ファンタジーを求めている方に、全力でおすすめする傑作です!