忘れられた顔のこと、たまには思い出してあげてください。

卵と聞いてのっぺらぼうが出て来るのがまずカヌレ節。
始まりました。出だしから読み手の度肝を抜いてきます。
その後も休む間も与えず転転転。
「えっ、どういうことなの」の連続で読み手の心を転がします。
そして最後に明かされる驚愕の真実。
のっぺらぼうをここにつなげるなんて感服。
いつも通り楽しませてもらいました。

惜しむらくはこれが初笑いじゃなかったことだけです。

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