読んでると、あたたかな気持ちになる怪談でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(446文字)
それは、まだ昭和の時代の色濃く残っていた頃のお話。語り手の亡くなった祖母の葬式に最後に訪れた謎の老婆。悍ましさすら感じるこの人物の正体は……。読後、様々な感情の込み上げて来る素晴らしい短編です…続きを読む
義母の訃報を聞いて山間の村々からも沢山の弔問客が訪れた。連合いを亡くした義父が静かに、気丈に葬儀の場を仕切る。弔問客が帰った、その晩のこと。 玄関の呼び鈴が鳴る。時刻はもう真夜中にな…続きを読む
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