まさにミステリー!さて、これが自分なら…
男が目を覚ますと、隣には知らない女。なんと女は「卵」を産んで去っていった。見た目はスーパーで売っている卵そっくりだけど……?思いもよらない展開になってしまった男。これは女のジョークなのか、それとも本当に女が産んだ卵なのか?卵を暖めてみる男が、何だかユーモラスで笑えます。さて、あなたはこの卵の正体、何だと思いますか?
一夜の出来事のあと、主人公の手元に残されたのは――「卵」。理由も説明もないまま始まるこの物語は、日常に「ありえない要素」が混ざるSFなのか、不条理コメディなのか、それともただの悪夢なのか。「卵」という日常の象徴を、ここまで不穏で、それでいてどこかおかしい存在に変えてしまうセンスが光っています。そして……気づけば、こちらまで卵の行く末が気になっていると言う。自分も大好きですが、こういう作品好きな人はきっと多いと思います。サクッと読める、日常を少し(?)歪ませるタイプの不条理短編。ぜひぜひ、おすすめします♪
不条理と日常の境目を曖昧にする事で、最後に残る違和感を際立たせる短編でした。
目が覚めると隣に女が寝ていた。酔った挙句のワンナイト。「あ……、産まれる」女は去り際、卵をひとつ産み落とした。女は卵を両手で包んで、男に託した。「大切に育ててね」さあ、どうする。迷った末に男は卵をあたためることに決めた。これは、“新米パパ”のワンオペ“育児”奮闘記――なのか!?
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