概要
我々の文明は何のために存在するのか。それは自らのためか宇宙のためか。
『異常論文』が好きといった、かなり絞った読者しか想定していません。大真面目にふざけた論文体裁の哲学SF/思弁SFです。
カクヨムコン11短編部門、お題フェス2週目「卵」
※AIの利用範囲
宇宙物理学が文明論をまとめて行くにあたり、全体的に壁打ちに使いつつ、下読みにも使っています。
カクヨムコン11短編部門、お題フェス2週目「卵」
※AIの利用範囲
宇宙物理学が文明論をまとめて行くにあたり、全体的に壁打ちに使いつつ、下読みにも使っています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!宇宙のエントロピーを調整し、時間軸にも影響する“卵”のような構造体
この作品は、学術論文のかたちをしながらも、とても静かで、どこか物語の香りをまとった不思議な読み心地があります。
銀河の中心を“卵”と見立てる発想はとてもユニークで、読み進めるほどに「もしかしたら本当にこうかもしれない」と想像がふくらんでいきます。
難しそうなテーマを扱っていますが、文章は落ち着いていて読みやすく、専門知識がなくても自然と引き込まれるのが魅力です。
文明を“意味情報の生成”として捉え直す視点も新鮮で、宇宙と私たちの営みが、思いがけない形でつながっていく感覚を楽しめます。
追記:
特筆すべきは、参考文献がすべて2030年代のものであり、特殊相対性理論による先の時間軸から引用さ…続きを読む