あえて悪魔を主人公に。これぞ黒澤流。

この先生いつもそうなんですよ。

悪魔は存在しないために、怪奇現象を『心理学』で片付けたいなら、普通は心理学者であるとか、人間を出せばいいと常人なら考えるじゃないですか。

この黒澤先生っていう人は絶対それをしないんです。
今回も、ちゃんと主人公は悪魔でした。




なんでもエクソシストが台頭しているようにございます。
このままでは身が危ないということで、
フロイトさん、(悪魔)は心理学者となり、


悪魔という存在はいない。ということにするためによに起きている怪奇現象は全て、人間の心理によって起きている、と言い張ることにします。
(↑ この発想が黒澤節なんだ……。)



天井に張り付いたり、首がオーメンなことになったりする彼らの『症状』を、
心理学で片付けようとします。

いやそんな無茶だよ……

十字架で火傷? それをプラシーボと言ってな。


こんな状態です。


はてさてそんな破天荒な悪魔。
果たしてうまくいくのかいな……?



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以下、ネタバレありますよ。
見てない方はご反転を……



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さて、この度、黒澤先生の左大臣に就任した私から、みなさまに朗報がございます。

黒澤先生は、なんと、この物語のゲーム化を目指しており!!!

年内にも発売を予定しております!!





フロイトに新たな患者達が!!
そこは、超巨大な精神病院なのでございました!!


中にいるのは当然、自分を『悪魔』だと思っている患者達!
それも大量超大量にございます。


手に負えぬと思ったフロイトは、「事情によりちょっとドイツに行ってる……」弟子のユングに変わり、

新たな心理学の天才をこの巨大な精神病院施設別名、『悪魔城』に送り込むのです!

その男の名こそ
シモン・ベルモンド !!

彼は、飛んだり跳ねたり……なんか自分を悪魔だと思っている人間を、ムチでしばいてこういうのです!

「お前が悪魔だと!!? それが『ムチの恥』だ!!」




ご期待ください!














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