星の一族

大宝年間に存在した日本最古の刀工。小烏丸という伝説の刀を白狐と鍛えた。草薙剣の写しを鍛えた。波平行安の師匠。
普通に考えて架空の人物としか見えない、伝説の刀工・天国（あまくに）。

天国に纏わる伝説を調査し、それらを学術的に整合性のある一つの物語としていった結果、
東アジアを股にかける大スペクタクル冒険時代小説になってしまいました。

この時代は、大宝律令が発布され「倭」が「日本」となっていく、その激動の時代でもあります。
この時代に生きた人々は皆、未来を信じていました。
つまり……私達を信じていました。

物語の登場人物は皆、誰かや何かを生かそうと戦います。遠い未来の為に……私達の為に、彼らは必死で戦いました。

およそ50万文字の作品です。
既に最後まで書き終わっており、推敲や改稿をしな…続きを読む