インパクトのある書き出しで物語にぐいぐい引き込まれます。世界観も文章も美しく、とても素敵で少し悲しい物語です。
桜井もみじ☆です。 いろんな話を書きますが、長編が一番得意です。 普段長すぎる話を書くので、短くまとめるように頑張ります。 また私、ADHDとてんかんという…
新選組のとある幹部のお話です。かつて彼と恋仲に会った女性との思いの結実がこの話の大きな核になります。彼は新選組の中で良識派として二つの勢力のハザマで迷い、そして泥をかぶっていきます。そんな彼に組織は…続きを読む
童歌、風車、似た顔、再び宿る命――次に何が起きるのか。この作品は、静かで、間違いなく怖い。歴史小説として始まり、気づけば物語は怪異譚へと反転している。そして、読み終えたあとも、終わら…続きを読む
時は幕末から明治初期。新撰組副長・山南敬助とその息子・要助にまつわる物語。二人称が持ち味の地に足がつかない語り口、否――魂の声が時のまなざしとなってまとう独特な作風に引き込まれる。父親に殺された…続きを読む
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